吉野水分神社の国宝・玉依姫命坐像は非公開の秘仏?御開帳実績は?


奈良県の吉野山は、桜や紅葉の時期は観光客でにぎわいますが、

吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)は吉野駅から遠く急な坂道が多い上千本エリアにあることから

比較的混雑しておらず、心をしずめて参拝することができます。

大きな神社ではありませんが、彫刻の木造玉依姫命坐像(たまよりひめざぞう)は国宝に指定されていて、

特に仏像・神像好きの間では注目されている神社です。

この記事では国宝・玉依姫命坐像の概要と拝観情報について紹介します。

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吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)の玉依姫命坐像とは?

 

吉野水分神社の国宝・玉依姫命坐像は鎌倉時代の1251年に造像された木造の神像(しんぞう)です。

お寺で祀られる仏の偶像は仏像と呼ばれますが、神社の御神体の偶像は神像と呼ばれます。

 

吉野水分神社の国宝・玉依姫命坐像の画像

 

 

玉依姫(たまよりひめ)とは日本の神話に登場する神霊を宿す女性や巫女を指す一般名詞で、固有名詞ではありません。

 

吉野水分神社の玉依姫命坐像は、絵巻に描かれている女性を彫刻として立体化したような神像です。

像高は83cmですが、坐像なので身長ではなく座高で、日本の平均的な女性と同じくらいの大きさです。

これは等身大よりも小さな像が多い神像彫刻の中ではかなり大きな方です。

目には水晶を使用する玉眼(ぎょくがん)の技法が使用されています。

 

国宝・玉依姫命坐像が安置されている場所と拝観方法は?

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国宝・玉依姫命坐像は吉野水分神社本殿の右側(参詣者から向かって左側)の社殿に安置されています。

 

神社の御神体は非公開なのが通例で一般公開されているものは少なく、吉野水分神社の玉依姫命坐像も非公開です。

吉野水分神社を参拝しても拝観することはできません。

 

国宝・玉依姫命坐像の御開帳の実績は?

普段は非公開の神像でも、博物館や美術館の展覧会で期間限定で展示されることがありますが、

吉野水分神社の国宝・玉依姫命坐像は、これまで神社で一般公開されたり、展覧会で展示された記録はありません。

国宝彫刻134件(2017年3月現在)の中で一般公開されたことがないのは、

この像と東寺御影堂不動明王坐像のみで、拝観することが不可能に近い国宝彫刻です。

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