ゆく年くる年2016大晦日~2017元日の放送内容詳細

春日大社

2016年12月31日~2017年1月1日に放送されれたNHKゆく年くる年の放送内容の詳細です。

中継順は?

地蔵院(秋田)
→ 春日大社(奈良)
→ 南富良野神社(北海道)
→ 善通寺(香川)
→ バスタ新宿(東京)
→ 平等院(京都)
→ 神戸港(兵庫)
→ 春日大社2回目(奈良)
→ 加藤神社(熊本)
→ ゲストハウス(石川)
→ 善通寺2回目(香川)
→ 山津見神社(福島)
→ 厳島神社(広島)
→ 春日大社3回目(奈良)

春日大社がメイン中継地となったので、中継された回数が多いです。

放送内容

以下、放送内容の書き起こしです。

地蔵院

雪に覆われた秋田県羽後町(うごまち)です。

今年は雪の少ない年越しになりました。

曹洞宗地蔵院です。

長い石段の先にあるのは鐘楼。

300年以上朝・昼・晩と時を告げてきました。

大晦日、鐘を突くのは地域の人々です。

人口減少が全国で最も早く進む秋田県。

ここを離れ、都会へ出でていく世代も少なくありません。

そんな若者たちを引き留めようと、寺は5年前(2011年)から婚活イベントを開いています。

寺が出会いの場となり家庭を築く人たちも生まれました。

生まれ育った土地でともに迎える年越し。

故郷と人とを結ぶ除夜の鐘です。

春日大社

奈良・春日大社です。

「春日さん」の名で親しまれるこちらの神社。

境内に多くの参拝者が入ってきています。

こんばんは!今年も残すところあと12分ほどとなりました 。

奈良は風もなく穏やかな大晦日を迎えています。

今年はここ春日大社と全国各地を中継で結んでお伝えします。

こちら春日大社の創建は奈良時代。

およそ1300年前です。

回廊を照らすのは全国から寄進された1000を超える釣燈籠。

人々の祈りが光となって連なります。

今年(2016年)、社殿はひときわ鮮やかに輝きます。

20年に一度、社殿を修繕する式年造替が行われたのです。

奈良時代から数え60回を迎えました

この門の向こうにあるのが国宝の本殿です。

普段、私たちが目にすることができない神聖な場所。

そのため今回、正面を避けた撮影が特別に許されました。

ここに今年、式年造替を祝って奉納された燈籠があります。

瑠璃燈籠です。

無数のガラス玉がろうそくの炎で青白く輝いています。

平安時代、藤原氏が争いのない世を祈って寄進したという燈籠が1000年の時を経て復元されました。

平安を願う穏やかな瑠璃色の光です。

さて今年(2016年)は皆さんにとってどんな1年だったでしょうか、

そして新しい年にどんな願いを込めますか?

それでは年越しを迎える各地の様子を見ていきましょう。

南富良野神社

北海道南富良野町です。

町の中心、南富良野神社に続く長い参道。

600個のアイスキャンドルが照らしています。

8月、かつてない規模の台風が町を襲いました。

川が氾濫し、人参やジャガイモ畑など開拓以来、先祖代々守ってきた農地が一晩で流されてしまいました。

災害を乗り越え、未来を照らそうと作られたアイスキャンドル

町の人たちがひとつひとつ手づくりで準備してきました。

希望の灯、アイスキャンドルには人々の復興への願いが込められています。

「お手伝いありがとう。」

「頑張ります。」

全国から来たボランティアに向けて中学生の女の子が書いた感謝の思い。

「がんばろう!!」

「南富良野」

「復興元年」

地域の人たちの願いです。

支え合いながら故郷の願いをこれからも守っていく。

灯が照らす南富良野の年越しです。

善通寺

四国八十八カ所のひとつ香川県の善通寺です。

10分ほど前から除夜の鐘が鳴り始めました。

1200年の歴史を持つ善通寺。

この御影堂は弘法大師空海が生まれた場所に建てられました。

地元では「お大師様」と親しまれる弘法大師。

境内はすでに参拝者でいっぱいです。

三が日の間に毎年20万人が集まります。

境内にはもう一つ年明けを待つ長い行列があります。

お目当ては年越しそばならぬ年明けうどんです。

うどん県・香川の縁起物として毎年無料でふるまわれています。

年のはじめに太くて長いうどんを食べてもらい、一年を健康に過ごせるように。

今年は地元特産のもち麦を加えた特製のうどんが1200食あまり用意されています。

お大師様ゆかりの寺でのお接待。

あたたかな年明けうどんのもてなしを待つ香川の年越しです。

バスタ新宿

東京新宿。

JR新宿駅に直結している日本最大のバスターミナル、バスタ新宿です。

ここは4階の出発ターミナルです。

ここは今年4月に開業したバス新宿。

1日の発着便数は多い日で1600便にのぼります。

今もバスが移動していますが、この後も午前1時半まで営業をしています。

そしてこの三重行のバスは、まもなく出発するところです。

そして奥に見えるのが待合室です。

中に入りますと、まもなく0時になりますが、たくさんの人たちがバスの出発を待っています。

スーツケースを持っている人たちの姿が目立ちます。

そしてお土産でしょうか?

大きな荷物を持っている人もいます。

あちらの時刻表、0時5分大阪行き、0時15分仙台行など、ほぼ満席なんだそうです。

そして大晦日の今日、各地に向かった皆さんに話を聞きました。

福島に帰るという姉妹は

「予約がいっぱいでようやくチケットが取れました。

おばあちゃんが好きなお菓子を持って帰ります。

おばあちゃん待っててね。」

と話してくれました。

そして名古屋に帰るというこのお二人。

「年末恒例のコミックマーケットに参加しました。

そして満足いく写真が取れて、いいコスプレおさめ、コスおさめができた!」

と話してしてくれました。

そして仕事が忙しく4年ぶりに大阪に帰るという会社員は

「来年こそは家族と過ごす時間を大切にする1年にしたい。」

と話していました。

東京と故郷をつなぐバス。

まだまだ人々を運び続けます。

2017年という名のバスの出発までまもなくです。

平等院

京都・宇治の平等院です。

穏やかな除夜を迎えました。

平等院鳳凰堂が建立されたのは平安時代後期。

大地震や疫病、飢饉が続いた不安な時代でした。

安らかな極楽浄土をこの世に作り出そうとしたのです。

鳳凰堂の中央、国宝の阿弥陀如来坐像です。

高さ2.8メートル。

金色に輝く阿弥陀如来。

慈愛に満ちた穏やかな表情で今もなお多くの人に救いの手を差し伸べています。

平成の大修理を終えた鳳凰堂。

平安時代から使われていた顔料で、柱や扉を塗り直し、当時の色を再現。

1000年の時を経て美しい姿が私たちの前に蘇りました。

今年の秋、修復されたばかりの鐘楼です。

まもなく今年最後の鐘が打たれます。

人々を苦しめた自然災害。憎しみやいさかいの絶えない世界。

来年こそは安らかな年になりますように。

神戸港

民衆「6・5・4・3・2・1・うぇーい。」

2017年の幕開けを祝う花火が神戸港を彩ります。

新年を告げる汽笛が鳴り響いています。

港に停泊中の遊覧船では花火がひときわ美しく見えます。

今年、開港150年を祝う神戸港。

港を舞台にして様々な行事が企画されています。

神戸は150年の間、世界の様々な文化を受け入れてきました。

コーヒーやゴルフもここから全国に広まったと言います。

ジャズもそのひとつです。

違いを受け入れ、多様な文化を育んできた港町・神戸。

その思いはこれからも受け継がれていきます。

NHKゆく年くる年2017の撮影場所に神戸港が!中継場所に選ばれた理由は?

春日大社2回目

あけましておめでとうございます。

「いやーきれいな花火でしたね。」

「うん、華やかでしたね。」

20年に1度の修繕を終え、鮮やかに蘇った春日大社です。

年明けとともに一斉に参拝が始まりました。

「大勢の人でにぎわっていますね。」

「はい!」

境内の一角には春日大社ならではのおみくじが並んでいます。

神様の使いとして大切にされている鹿がおみくじをくわえた「鹿みくじ」です。

今年はどんな運を運んでくれるのでしょうか?

それでは全国各地の新年の様子を見てみましょう。

加藤神社

新年を迎えた熊本・加藤神社です。

祀られているのは、熊本の町の基礎を作り上げた加藤清正公。

今も「せいしょこさん」の愛称で親しまれています。

先ほど、年明けと同時に初詣が始まりました。

拝殿に向かう人たちの長い列が続いています。

三が日で毎年40万人が訪れます。

神社は清正が建てた名城・熊本城の一角にあります。

400年の歴史を誇る熊本城。

去年4月の大地震で未曾有の被害を受けました。

元の姿に戻すには20年かかると言われています。

国の重要文化財に指定された建物すべてが地震によって被災。

さらに城内50カ所で石垣が崩れました。

熊本地震では関連しを含め178人の方がなくなりました。

4万人以上が仮の住まいでの年越しを余儀なくされています。

熊本の人の励まし、勇気づけてきたのが熊本城です。

傷付きながらも町の中心に立ち続けるその姿は、熊本の人たちの心の拠り所になってきました。

地震で崩れた神社の石垣の中から人々に希望を与えるものが見つかりました。

うっすらと刻まれた観音様の姿です。

石垣を積み上げた当時の職人が刻んだとも言われています。

新しい年。

人々は熊本城とともに長い復興への道のりを歩みます。

ゆく年くる年2017で熊本城の加藤神社が放送!どんな神社?

金沢のゲストハウス

石川県金沢市内にあるゲストハウスと呼ばれる宿泊施設です。

部屋の中に入ってみると…せーの!

外国人観光客「はっぴーにゅーいやー!」

世界各地からの観光客の皆さんです。

6畳の和室にぎっしりと集まった皆さん。

先ほどまで紅白歌合戦を楽しんでいました。

そしてカウントダウンをして新年を迎えたところです。

イタリアからお越しのパウラさん。

金沢に来て見てきたのは何でしょうか?

パウラさん「近江町市場。おいしい。」

日本海の海の幸がところせましと並ぶ近江町市場。

そしてこちら、台湾からお越しのエディックさんは?

エディックさん「兼六園。ビューティフル。」

日本三名園のひとつ兼六園。

日本を訪れる外国人観光客が去年(2016年) はじめて年間2000万人を突破しました。

北陸新幹線が金沢にも開通したということで、大勢の観光客が来ているんです。

そうした観光名所から歩いていくことができるこちらのゲストハウス。

築およそ140年。

元々、呉服店だった建物です。

外国人に大人気のこちらの宿。

魅力の一つがこの狭さです。

かつて着物をしまっていた蔵に2段ベッドを設置。

これで1泊3000円です。

狭いながらも味わいのある町屋の風情が人気を呼び予約が途切れることはありません。

こたつの上にはみかん。

そして加賀伝統のおせち料理が並びました。

日本で過ごすお正月いかがですか?

外国人男性客「おいしい。ぼにしも。ぼーの。おいしい。」

ぼーの。ぼーの。おいしい。すばらしいですね!

さあ、もうひとかた伺いましょう。

いかがですか?日本のお正月は?

外国人女性客「みなさんと一緒にあたたかくて楽しいです。」

日本語がお上手。

盛り上がっています。

この後みなさん、宿の方と一緒に神社に初詣に向かいます。

行ってきます!

外国人観光客一同「行ってきます!」

ゆく年くる年のゲストハウス(金沢)はどこ?外国人楽しそう

善通寺2回目

再び香川・善通寺です。

新たな年を迎え、境内の一角では年明けうどんをふるまうお接待がはじまりました。

今年1年の健康を祈って食べる年明けうどん。

身も心も温まる善通寺のお接待は1時過ぎまで続けられます。

山津見神社

福島県飯舘村の山津見神社です。

村は今も原発事故による避難指示が続いています。

拝殿の前に立つのは狼(狛犬のような石像)。

農耕の守り神とされています。

石像の背中に黒いすすが見えます。

村民の避難中に神社が火事で消失したのです。

地区の人たちは全国から支援を受け、去年(2016年)再建を果たしました。

飯舘村では、この春避難指示が解除される予定です。

自宅に戻る準備のため、年の瀬を村で過ごした人たちです。

6年ぶりにここで正月を迎えました。

一方で多くの人が放射線への不安などからすぐには戻れないといいます。

それでも避難先からたくさんのお札が寄せられました。

人々を見守る村の宝があります。

天井を飾る242枚の狼の絵。

消失したものを忠実に復元しました。

野山を生き生きと駆け回る狼。

そしてその家族。

かつての村人のくらしを描いていると言われています。

蘇ったその姿に原発事故から復活を目指す村の未来を重ねます。

いつかまた穏やかな暮らしを取り戻せますように。

祈りが続きます。

厳島神社

海の中に立つ朱色の大鳥居。

広島県宮島。

世界遺産の厳島神社です。

新年の祈りを捧げようと人々は海に浮かぶ長い回廊を進みます。

去年(2016年)、アメリカオバマ大統領が広島を訪問。

宮島にも世界中からより多くの人が訪れるようになりました。

参拝者が行き交う参道です。

島では新年を祝って人々に贈る縁起物があります。

宮島名物のしゃもじ。

地元では杓子(しゃくし)といわれています。

江戸時代、この島の人びとが暮らしを建てるために島の木を使って作りはじめた杓子。

やがて福を救う縁起物として結婚式や受験など大切な人の人生の節目に欠かせない贈り物となってきました。

去年(2016年)、地元カープの25年ぶりリーグ優勝という福が訪れた広島。

今年もたくさんの福が訪れてほしい。

願いを込めた杓子が並びます。

大切な人が幸せでありますように。

新たな年への祈りです。

春日大社3回目

それぞれの故郷への思い。

そして復興への願いが伝わってきました。

2017年、多くの人が笑顔で希望を感じられる1年となりますように。

今年もみなさんお元気で!

ゆく年くる年2017は春日大社から!中継場所一覧まとめ


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