滋賀県米原市醒ケ井(さめがい)に流れる地蔵川は、居醒めの清水などからわ湧き出る清水によってできた川で、水中花「梅花藻(ばいかも)」が咲くことで有名です。

水温は年間を通じて14°C程度と安定しており、「居醒の清水(いさめのしみず)」は2008年6月環境省による「平成の名水百選」にも選ばれています。

また貴重な淡水魚「ハリヨ」も生息しています。

大変珍しい水中花「梅花藻」の開花情報などを紹介します。

醒ケ井・地蔵川の梅花藻(バイカモ)の見頃はいつ?

(↑ 過去の年の投稿)

梅花藻とは、清流でしか育たないキンポウゲ科の水生多年草で、梅に似た白い花をつけることから「梅花藻」と名前が付けられました。

地蔵川に咲く梅花藻。

 

晩夏には側に咲くサルスベリの花が落下してより美しくなります。

5月中旬頃から梅花藻の花を見られる年もありますが、おすすめの見頃時期は梅雨明け頃からで、7月中旬〜8月下旬頃。

 

2019年現在の梅花藻の開花情報は?

(↑ 過去の年の投稿)

 

梅花藻の開花情報は、「長浜・米原・奥びわ湖」の観光情報サイトで発信されます。

シーズンになったら確認することをおすすめします。

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長浜・米原・奥びわ湖の観光情報サイト(開花情報)

 

 

現在の梅花藻の咲き具合を知るならTwitterやInstagramで一般のユーザーが投稿した画像も参考になります。

 

ただし投稿されている画像が必ずしも最新のものとは限らないので、注意しなければなりません。

(今年の梅花藻の画像ではなかったり、投稿の数日前に撮影された画像がアップされている可能性もある)

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Twitter「醒ヶ井 梅花藻」の検索結果(画像付きのツイートのみ抜粋)

Instagram「#醒ヶ井」の検索結果

(梅花藻の花とは無関係のツイートや画像も拾ってしまいますが、参考程度にはなるでしょう。)

 

 

水中のライトアップあり!2019年の点灯期間や時間は?

(↑ 過去のライトアップの様子)

 

例年、7月下旬〜8月上旬にかけ地蔵川で水中ライトによるライトアップが行われます。

 

(↑ 過去のライトアップの様子)

2019年のライトアップの開催概要

  • 期間:2019年は8月2日(金)〜8月12日(月祝)
  • 時間:午後7時30分~午後8時30分
  • 場所:米原市醒井 地蔵川周辺

 

醒ケ井・地蔵川へのアクセス

電車の最寄り駅はどこ?

醒ヶ井駅から梅花藻観賞スポットまでの徒歩アクセスルートマップ

JR東海道本線「醒ヶ井駅」が最寄り駅です。

醒ヶ井駅から地蔵川の場所は近く、下車して徒歩5分程度で梅花藻の観賞スポットに到着できます。

 

車の行き方は?

米原ICから水の水の宿駅(醒ヶ井駅前)までの車のアクセスルートマップ

北陸自動車道高速道路の米原ICより国道21号を関ヶ原方面へ約4分。

JR醒ヶ井駅前の駐車場に駐車する場合は、そこから徒歩約5分で梅花藻の観賞スポットに着きます。

 

JR醒ヶ井駅の駐車場情報

JR醒ヶ井駅前では道の駅と似たような施設である水の宿駅の駐車場を利用することができます。

しかし半数以上が水の駅利用者が利用しているので、全ての駐車場を利用できるわけではありません。

 

JR利用者向けの駐車場も用意されていますが14台分のスペースしかなく、すぐに埋まってしまうので注意が必要です。

駐車料金は無料です。

その他に駐車場はないようです。

 

醒ヶ井周辺の施設などの情報

(↑ 醒井資料館と梅花藻)

 

醒ケ井は古くからの交通の要衛で、醒井宿として中山道61番目の宿場でした。

醒ヶ井駅から5分程歩くと両脇に江戸時代の宿場町のような風情溢れる建物が並んだ道に出ます。

 

その道に並行して流れる清流が地蔵川。

その川に梅花藻が咲きます。

 

醒ケ井には江戸時代の施設が完全な形で復元されており、また歴史ある水辺景観として平成27年4月日本遺産に登録されました。

街並みに並行して流れる地蔵川、そこに咲く梅花藻眺めつつお店でお土産を買ったり、食べ歩きしたりと楽しめます。

 

醒ヶ井のグルメ・ランチ情報

  • 「丁子屋製菓」の水まんじゅう、梅花藻ソフトクリーム
  • 「ヤマキ醤油」のしょうゆソフトクリーム、しょうゆプリン
  • 駅前にある「喫茶梅花藻」の1日限定10杯の湧き水の水出しコーヒー

…などなど、醒ケ井にしかないものがたくさんあります。

 

梅花藻の花言葉は「幸せになる」。

ぜひ一度、花を咲かせた梅花藻を見に醒ケ井地蔵川へ足を運んでみて下さい。