清水寺から永観堂(禅林寺)までのアクセス方法を紹介します。
本記事ではバス・電車・タクシー・徒歩の行き方をそれぞれ記載しています。
バスのアクセス方法
清水寺の最寄りのバス停は「清水道」で、
永観堂(禅林寺)の最寄りのバス停は「南禅寺・永観堂道」ですが、
この2つのバス停を直接結ぶバスの系統はありません。
ここでは「南禅寺・永観堂道」バス停から徒歩数分離れた場所にある「東天王町」バス停までバス移動して、
そこから徒歩で南禅寺へ向かう行き方を紹介します。
清水寺
↓(徒歩:9分)
「清水道」バス停
↓(市バス100号系統:18分 230円)
「東天王町」バス停
↓(徒歩:9分)
永観堂
バスの待ち時間や延着を含まない永観堂までの所要時間は約35分です。
清水寺から「清水道」バス停までの徒歩アクセスルート
- 移動距離:約700m
- 所要時間:約9分
清水寺の門前から松原通の下り坂(清水道)をおよそ10分歩くと、東大路通に出ます。
そこに「清水道」バス停があります。
清水道から東天王町までのバスのアクセスについて
バスの本数が多い市バス100号系統の利用します。
- バス乗り場地図:清水道バス停
- 時刻表:市バス100号系統 清水道(平安神宮・銀閣寺行き)
- 乗車区間:清水道 → 東天王町
- 乗車時間:18分
- 運賃:230円
日中は10分に1本の頻度でバスが運行しています。
「東天王町」バス停から永観堂までの徒歩アクセスルート
- 移動距離:約700m
- 所要時間:約9分
「東天王町」バス停から永観堂までは、やや遠く10分以上歩かなければなりません。
電車のアクセス方法
清水寺の最寄り駅は京阪電鉄の清水五条駅で、
南禅寺の最寄り駅は京都市営地下鉄東西線の蹴上駅です。
京阪線と地下鉄東西線を乗り継いで蹴上駅まで移動することができますが、
時間がかかるので、ここでは清水寺か地下鉄東山駅の東山駅まで徒歩で移動して電車利用する行き方を紹介します。
清水寺
↓(徒歩:26分)
東山駅
↓(地下鉄東西線:1分 210円)
蹴上駅
↓(徒歩:14分)
永観堂
電車の待ち時間を含まない永観堂までの所要時間は約40分です。
清水寺から東山駅までの徒歩アクセスルート
- 移動距離:約2100m
- 所要時間:約26分
清水寺から北上し、八坂神社や円山公園の近くを通り、さらに北へ進むと東山駅に到着します。
蹴上駅から永観堂までの徒歩アクセスルート
- 移動距離:約1100m
- 所要時間:約14分
蹴上駅を出て少し北に進むと、進行方向の右側に「ねじりまんぽ」と呼ばれるレンガ積みの歩行者用トンネルがあります。
「ねじりまんぽ」を通って道なりに進むと南禅寺の境内に到着します。
南禅寺の境内を抜け、そこからさらに北に進むと永観堂に着きます。
電車の乗車区間が1駅だけなので、電車を利用するメリットがほとんどありません。
東山駅や蹴上駅は地下鉄の駅なので、
電車を利用する場合は当然ですが、地下のホームまで移動する必要があります。
そこに電車の待ち時間を含めると、
東山駅から蹴上駅まで電車で移動する場合と、徒歩で移動する場合の所要時間はほとんど変わらないと言えるでしょう。
なので、清水寺から永観堂の移動で電車を利用するくらいなら、
徒歩のみで移動してしまう方が良いと私は思います。
タクシーのアクセス方法
- タクシー移動の所要時間:約17分
- タクシー運賃:約1260円
五条坂の上の方にタクシー乗り場があります。
路線バスは五条坂には進入しないので、五条坂の上からタクシーに乗車すると、
バスでアクセスする場合と比べて歩く距離が短くなります。
そこでタクシーに乗れなくても五条坂を降りて東大路通りまで出ると、
流しのタクシーがたくさん走行しているはずです。
徒歩のアクセス方法
清水寺から永観堂までの徒歩アクセスルート
- 移動距離:約3600m
- 所要時間:約44分
アクセス方法のまとめ
- バスの所要時間 :36分以上
- 電車の所要時間 :41分以上
- タクシーの所要時間:17分以上
- 徒歩の所要時間 :44分以上
バス、電車、徒歩それぞれの所要時間はほとんど同じです。
タクシーを利用しない、かつ土地勘もあるなら徒歩で移動することをおすすめします。
歩く距離を短くしたいならバスを利用するのも良いと思います。
ただし、桜や紅葉で観光客が増える時期は渋滞でバスが延着することがしばしばあるので、
そのような時期は徒歩で移動することをおすすめします。