伏見稲荷大社は千本鳥居で有名な神社です。
京都有数の人気観光スポットですが、初詣の参拝者数は全国トップクラスでとても混雑します。
伏見稲荷大社の初詣の人出や混雑状況、社務所が開いている時間、ご利益などを紹介しています。
伏見稲荷大社の初詣の参拝者数(人出)は京都で1位!
伏見稲荷大社の三が日の参拝者数は例年約250万~270万人と推定されています。
京都府内にある神社仏閣の初詣の参拝者数としては1位で、全国的に見てもトップクラスです。
1日当たりウン十万人が押し掛けるので、境内はおそろしく混雑します。
混雑する日にちや時間帯を紹介する前に伏見稲荷大社の参拝時間について触れます。
伏見稲荷大社の初詣の参拝時間や社務所の営業時間は?
まず伏見稲荷大社は正月の時期に限らず、24時間参拝できます。
もちろん夜間は社務所が閉じているので、お守りの販売時間は通常は午前7時00分~午後6時00分です。
三が日はお守りの受付時間も24時間になり、1月4日から通常の午前7時00分~午後6時00分に戻ります。
ということで、伏見稲荷大社の参拝時間と授与所の受付時間をまとめると下記の通り。
2018年の初詣期間のお守り授与所の時間は下記の通り。
- 参拝時間 :24時間
- お守りの販売時間:三が日は24時間
1月4日以降は午前7時00分~午後6時00分
つづいて初詣の混み具合です。
伏見稲荷大社の初詣の混み具合は?混雑を回避するには?
正月の伏見稲荷大社は基本的にいつ参拝しても混雑しているのですが、特に人出が多いのは大晦日から元旦の早朝にかけての時間帯です。
12月31日の午後3時00分には「大祓式」という行事があり、翌1月1日の午前6時には「歳旦祭」という行事があるので、これらの時間帯も混雑します。
三が日に参拝することにこだわらないのであれば、1月4日以降に行く方が混雑を回避できるのですが、三が日の間に初詣を済ませたいという方もいるでしょう。
その場合は、1月2日の早朝や1月3日の夕方以降が狙い目です。
「狙い目」とは書いていますが、ちょっとマシになる程度の認識で行きましょう。
三が日を外して1月4日以降に参拝する場合も、1月5日に「大山祭」という行事があり、このタイミングも人出が多くなります。
行事目的で参拝するならいいですが、そうでない場合は行事の時間帯を避けて行きましょう。
伏見稲荷大社のご利益は?
伏見稲荷大社は全国に約3万社あるとも4万社あるとも言われる「稲荷社」の総本宮です。
稲荷社には「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」という神様が祀られています。
祭神が宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)ではなく、「豊宇気毘売命(とようけびめ)」やそのほかの神様である場合もありますが、いずれにしても穀物・食物の神が祀られるのが一般的です。
稲荷社の総本宮である伏見稲荷大社にも当然ながら「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」が祭神の一柱として祀られていて、商売繁盛・五穀豊穣のご利益があるとして厚く信仰されています。
ただ、伏見稲荷大社に祀られている神様は「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」だけではないので、安産・万病平癒・学業成就などのご利益も授かれます。