滋賀県大津市にある三井寺(園城寺)の御朱印の種類と頂ける場所・時間を紹介します
オリジナルの御朱印帳についても触れます。
滋賀県大津市・三井寺(園城寺)の御朱印を頂ける場所はどこ?
三井寺では境内の複数の場所で御朱印を頂くことができます。
三井寺の境内案内図で場所を示すと次の通り。
画像引用元:三井寺公式サイトの境内案内図
(画像をクリックすると、拡大できます。)
三井寺で御朱印を頂ける場所
- 2:釈迦堂
- 3:金堂(あるいは近くの売店)
- 9:微妙寺
- 10:観音堂
- 12:水観寺
数字は境内案内図の番号に対応しています。
三井寺の拝観受付は3か所あります。
(私が把握している限りはという意味で、ほかにも拝観受付がないとは言い切れません。)
上の境内案内図では、拝観受付場所に星印をつけています。
三井寺の拝観受付場所
- 1番の大門(仁王門)の背後
- 11番の観音堂の近く
- 12番の水観寺の近く
車で参拝するなら駐車場近くにある大門から、三井寺駅から徒歩で参拝するなら観音堂や水観寺の近くにある拝観受付から境内に立ち入るのがおすすめです。
三井寺の御朱印の受付時間は?
三井寺の拝観時間は午前8時00分~午後5時00分です。
水観寺や微妙寺も三井寺境内にあるので、拝観時間は上記と同じと思われます。
お寺の御朱印の受付時間は、拝観時間と同じ場合が多いので、拝観時間内であれば御朱印を頂けると思われます。
閉門間際になると、窓口を閉じてしまうお寺もあるので、時間に余裕を持って参拝するほうが無難です。
三井寺の境内には指定文化財収蔵庫があります。
収蔵庫の拝観時間は午前8時30分~午後4時30分(拝観受付終了午後4時00分)で、境内の拝観時間より短いです。
こちらも拝観する場合は、ご注意ください。
三井寺(園城寺)の御朱印の種類一覧!値段はいくら?
三井寺の御朱印の種類
- 御朱印「釈迦如来」(釈迦堂)
- 神仏霊場会の第147番札所「弥勒佛」(本堂かその近くの売店)
- 湖国十一面観音霊場の第1番札所「十一面観音」(微妙寺)
- 御朱印「黄不動尊」(微妙寺)
- 西国三十三所観音霊場の第14番札所「大悲殿」(観音堂)
- 西国三十三所観音霊場の第14番札所の御詠歌(観音堂)
- びわ湖百八霊場の第6番札所「大悲殿」(観音堂)
- 近江西国観音霊場の第5番札所「大悲殿」(観音堂)
- 西国薬師霊場の第48番札所「醫王殿」(水観寺)
- 西国薬師霊場の第48番札所の御詠歌(水観寺)
- 御朱印「護法善神」(護法善神堂)【毎年5月中旬土日の千団子祭限定】
上記一覧の( )内には御朱印を授与できる場所を記入しています。
御朱印・御詠歌は各種類300円。
御朱印「釈迦如来」(釈迦堂)
三井寺の釈迦堂に祀られる本尊・釈迦如来の御朱印です。
もともとは、食堂とて移築されたものとみられていますが、現在は釈迦堂として釈迦如如来立像をお祀りしています。
ちなみに釈迦如来立像は、室町時代の清凉寺式釈迦です。
御朱印の受付場所は、釈迦堂内部に入って右側にある窓口です。
神仏霊場会の第147番札所の御朱印「弥勒佛」(本堂かその近くの売店)
三井寺の金堂に祀られる本尊・弥勒佛の御朱印。
金堂は三井寺の伽藍で中心的なお堂なので、どれか1種類だけ御朱印をいただくならこの御朱印がおすすめ。
(三井寺観音堂は人気の西国三十三観音霊場の札所になっているので、こちらではなく西国三十三観音霊場の御朱印を拝受するのも良いかもしれません。)
三井寺の本尊・弥勒菩薩は厳重な秘仏で非公開。
御朱印の受付場所は、三井寺金堂の内部に入って右側の窓口です。
三井寺の金堂に向かって右手前側には売店があります。
こちらの売店でも金堂の御朱印「弥勒佛」をいただけます。
湖国十一面観音霊場の第1番札所の御朱印「十一面観音」(微妙寺)
微妙寺は三井寺の五別所の一つで、本尊は十一面観音菩薩立像です。
十一面観音菩薩立像は、微妙寺の近くにある「三井寺文化財収蔵庫」に安置されています。
本尊不在となっている微妙寺の堂内には、西陣織で織られた「十一面観音菩薩立像」が祀られていました。
織物ですが、3次元である彫刻の存在感を覚えさせる素晴らしいものなので、ぜび参拝してご覧ください。
御朱印の受付場所は、微妙寺の堂内に入って右側にある窓口です。
御朱印「黄不動尊」(微妙寺)
黄不動尊の御朱印も微妙寺でいただけます。
微妙寺の堂内には、十一面観音菩薩立像と同様に、西陣織で表現された黄色の不動明王立像(黄不動)も祀られていました。
その黄不動尊のお像は、三井寺唐院で祀られていますが、秘仏であるため非公開です。
西国三十三所観音霊場の第14番札所「大悲殿」(観音堂)
三井寺観音堂は、西国三十三観音霊場の第14番札所。
札所の本尊・如意輪観音菩薩坐像は秘仏で通常非公開ですが、絶対秘仏ではないので特別公開される時があります。
御朱印の受付場所は、観音堂の内部に入って右側にある窓口です。
西国三十三所観音霊場の第14番札所の御詠歌(観音堂)
西国三十三所観音霊場の第14番札所の御詠歌は
「いで入るや 波間の月を 三井寺の 鐘のひびきに あくる湖」です。
びわ湖百八霊場の第6番札所「大悲殿」(観音堂)
近江西国観音霊場の第5番札所「大悲殿」(観音堂)
中央の墨書きは西国三十三所観音霊場の第14番札所の御朱印と同じ「大悲殿」ですが、右上の朱印が異なります。
ちなみに近江西国観音霊場の御朱印についてですが、見開きの用紙のうち右半分の御詠歌の部分は印刷で、御朱印を拝受する際に左半分の御朱印部分を書いていただけました。
西国薬師霊場の第48番札所「醫王殿」(水観寺)
西国四十九薬師霊場の第48番札所の御朱印。
水観寺は三井寺五別所の一つで、薬師如来を本尊としています。
御朱印の受付場所は、水観寺のお堂に向かって右手前にある窓口です。
(画像で枠をつけたところが御朱印の受付場所)
西国薬師霊場の第48番札所の御詠歌(水観寺)
西国薬師霊場の第48番札所の御詠歌の御詠歌は
「なむやくし 諸病なかれと 願いつつ 瑠璃のくすりを あたえたまう」です。
御朱印「護法善神」(護法善神堂)【毎年5月中旬土日の千団子祭限定】
例年5月に行われる千団子祭の時期限定でいただける御朱印です。
三井寺オリジナル御朱印の価格と大きさは?
三井寺にはオリジナルの御朱印帳があります。
御朱印帳のサイズは18cm×12㎝、価格は1000円です。
色違いで黄色もあります。
三井寺オリジナル御朱印帳はどこで販売している?
三井寺のオリジナル御朱印帳は、御朱印をいただける各場所で販売されていました。
三井寺のオリジナルではない御朱印も数種類ありましたので、御朱印帳のページが足りなくなっても三井寺境内で購入できます。
また、西国三十三観音霊場の札所になっている観音堂には、「西国三十三観音霊場専用の御朱印帳」もありましたし、
西国四十九薬師霊場の札所になっている水観寺には「西国四十九薬師霊場専用の御朱印帳」もありました。
三井寺のオリジナル御朱印帳袋(御朱印帳入れ)はない
確認した限り、三井寺にオリジナル御朱印帳袋(御朱印帳入れ)はないようでした。
三井寺のオリジナルではない御朱印帳袋であれば、観音堂近くの売店にありました。
三井寺周辺の神社やお寺の御朱印
石山寺の御朱印
近江神宮の御朱印