京都市にある京都国立博物館で2018年秋に特別展「京のかたなー匠のわざと雅のこころ」が開催されています。
刀剣乱舞を中心とした展覧会というわけではありませんが、主に出陳されている文化財が刀剣であるため、刀剣乱舞に登場する刀剣も二十口以上が展示されています。
この記事では刀剣男子の元となった刀剣が、どの展示室に展示されているのかを紹介します。
京都国立博物館へのアクセスは京阪電鉄「七条駅」から徒歩がおすすめ!
下の記事では、七条駅からのアクセスルートを画像を用いて紹介されています。
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京都国立博物館の京(みやこ)のかたな展の開催場所は?
まず、京のかたなが開催されている建物は、京都国立博物館の平成知新館(へいせいちしんかん)です。
京都国立博物館には、ほかにも明治古都館(めいじことかん)と呼ばれる展示のための建物がありますが、こちらはしばらく展示が行われていません。
(耐震の関係上らしい。)
明治古都館は通常は閉鎖されていて内部に立ち入ることができませんが、京のかたな展の期間は特別に内部に「京のかたな展」に登場する刀剣男子のパネルが置かれています。
本来、明治古都館は特別展示を行う建物で、平成知新館は常設展示を行う建物です。
しかし上記の通り、2018年現在は明治古都館で展示を行えないため、特別展である「京のかたな展」が平成知新館で開催されています。
つまり、通常は平成知新館で展示されている常設展示の文化財が移動させられており、空いたスペースに特別展の出陳作品が並べられているということで、常設展示の文化財は特別展期間中は観覧することができません。
一部の彫刻作品(仏像)は京のかたな展には関係ないのですが、特別展期間もそのまま置かれています。
展示の目録を見る限り、大きめな仏像は常設展示と同様の場所に置かれたままになっているようです。
平成知新館は3階建ての建物で、1階~3階のそれぞれに展示室があります。
画像引用元:https://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/index.html#anchor_floor_map
(画像をクリックすると拡大できます。)
順路はまずエレベーター(あるいは階段)で3階まで上がります。
そして、
3階の展示室を観覧 → 2階に降りて観覧 → 1階に降りて観覧 → 1階展示室の外にあるミュージアムショップや出口へ向かう
という導線になっています。
展示室の広さは、3階 < 2階 < 1階 というふうに、下の階になるほど広いです。
イメージとしては「 3階の広さ + 2階の広さ = 1階の広さ 」という具合に1階展示室が広いです。
観覧ぺース配分にお気を付けください。
前置きが長くなりましたが、平成知新館内の刀剣乱舞で実装されている刀剣たちが展示されている場所を紹介します。
刀剣乱舞の刀剣が展示さえている場所のまとめ
京のかたな展で刀剣乱舞コラボ対象とされている刀剣は合計で23口。
当特別展の開催期間は9月29日(土)~11月25日(日)の約2か月間ですが、一部の展示品が会期の全期間展示されるわけではなく、一部のものは、展示替えされるため通期で観覧することはかないません。
大まかにいうと、
- 前期:9月29日(土)~10月28日(日)
- 後期:10月30日(火)~11月25日(日)
で展示作品が大きく入れ替わります。
刀剣の展示場所のそばに、展示期間も併記しています。
「考古の展示室」「仏画の展示室」などと展示場所を書き記していますが、それは常設展示の時に展示されている文化財のジャンルを示しているだけです。
フロアマップに対応しているので、図と照らしながら見るときにご覧ください。
展示場所が変更される可能性がないとは言えないので、参考程度にご覧ください(特に後期のみに展示される刀剣)。
(画像をクリックすると拡大できます。)
- 三日月宗近(3F-2:考古の展示室)通期展示
- 石切丸(3F-2:考古の展示室)後期のみ
3階は以上2口。
- 鳴狐(2F-2:仏画の展示室)通期展示
- 前田藤四郎(2F-3:中世絵画の展示室)前期のみ
- 博多藤四郎(2F-3:中世絵画の展示室)前期のみ
- 鯰尾藤四郎(2F-3:中世絵画の展示室)後期のみ
- 骨喰藤四郎(2F-3:中世絵画の展示室)後期のみ
- 信濃藤四郎(2F-3:中国絵画の展示室)後期のみ
- 後藤藤四郎(2F-3:中世絵画の展示室)通期展示
- 秋田藤四郎(2F-3:中世絵画の展示室)通期展示
- 毛利藤四郎(2F-3:中世絵画の展示室)通期展示
- 五虎退(2F-3:の中世絵画の展示室)通期展示
- 明石国行(2F-4:近世絵画の展示室)前期のみ
- 謙信景光(2F-4:近世絵画の展示室)前期のみ
- 次郎太刀(2F-5:中国絵画の展示室)通期展示
- 同田貫正国(2F-5:中国絵画の展示室)通期展示
2階は以上で14口。
- へし切長谷部(1F-2:特別展示室)通期展示
- 千子村正(1F-2:特別展示室)前期・後期でそれぞれ1口を展示
- 歌仙兼定(1F-4:染織の展示室)通期展示
- 陸奥守吉行(1F-5:金工の展示室)前期のみ
- 膝丸(1F-1:彫刻の展示室)通期展示
- 髭切(1F-1:彫刻の展示室)前期の一部のみ(10月16日~10月28日)
- 宗三左文字(1F-1:彫刻の展示室)前期のみ
1階は以上7口。村正を2口とカウントすると8口。
千子村正は、
- 前期のみ:刀 銘 村正(公益財団法人日本美術刀剣保存協会)
- 後期のみ:短刀 銘 村正
がコラボ対象となっています。
1F-1の彫刻の展示室は、当特別展最終章である第8章の展示室となっているので、一覧では最後に記載しました。
京都国立博物館へのアクセスは京阪電鉄「七条駅」から徒歩がおすすめ!
下の記事では、七条駅からのアクセスルートを画像を用いて紹介されています。
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