安祥寺の御朱印アイキャッチ画像

京都市山科区にある「安祥寺(あんしょうじ)」は通常非公開のお寺ですが、2019年春の京都非公開文化財特別公開の期間に、拝観することができました。

その際に御朱印をいただくことができたので紹介します。

京都・安祥寺は通常非公開の寺院

この記事の冒頭に記載したとおり、安祥寺は通常非公開です。

 

2019年の春期「京都非公開文化財特別公開」の開催時に期間限定で拝観することができました。

 

2019年の春期「京都非公開文化財特別公開」の期間は「4月26日~5月6日」でしたが、安祥寺はそれよりも少し長い「4月26日~5月10日」に拝観できました。

 

2019年5月時点では、次に拝観できる機会があるのかすらわかりませんが、紹介していきます。

 

安祥寺の場所はどこ?

所在地:京都市山科区御陵平林町22

 

安祥寺は、京都市山科区にあります。

山科区で有名な観光寺院のひとつ・毘沙門堂から近い場所にあります。

 

  • JR東海道本線/湖西線「山科駅」
  • 地下鉄東西線「山科駅」
  • 京阪京津線「京阪山科駅」

上記の駅からそれぞれ徒歩10分程度の距離にあります。

 

 

安祥寺の御朱印授与所はどこ?

2019年春の京都非公開文化財特別公開の時は、御朱印は安祥寺の地蔵堂でいただけました。

 

安祥寺境内に入って正面に進むと、重要文化財指定されている十一面観音立像が安置されている本堂があります。

西洋シャクナゲと安祥寺本堂
西洋シャクナゲと安祥寺本堂

 

地蔵堂は、境内に入ってすぐに右に進んだところにあります。

安祥寺地蔵堂
安祥寺地蔵堂

▲画像奥の建物が地蔵堂で、御朱印を頂けました

 

地蔵堂の近くには鐘楼があるので、それも目印です。

 

京都・安祥寺の御朱印の種類一覧!料金はいくら?

安祥寺の御朱印の種類

  1. 御朱印「十一面観音」
  2. 御朱印「五智如来」

※2019年5月時点の情報です。
 上記以外にも当ブログが把握していない御朱印が存在する可能性はゼロではありません。
 また、いただける御朱印の種類は、最新の情報とは異なる可能性もあります。

 

御朱印の値段は、各種類300円。

それぞれ書き置きもありました。

 

御朱印【十一面観音】

安祥寺の御朱印「十一面観音」
御朱印「十一面観音」

 

前述の通り、十一面観音立像は、重要文化財に指定されていて、本堂に安置されています。

 

像高252㎝の大きな像です。

 

 

御朱印【五智如来】

五智如来の御朱印もあります。

 

五智如来坐像は、もともと安祥寺境内にあった多宝塔に安置されていたようです。

多宝塔は明治39年(1906年)に焼失してから再建されていないので、令和元年(2019年)時点では存在しません。

 

五智如来は多宝塔焼失当時から京都国立博物館に寄託されていたので、消失は免れました。

 

 

現在も京都国立博物館に寄託されており、京都国立博物館の敷地にある平成知新館で拝観することができます。

(常に拝観できるとは限らないので、ご注意ください。)

 

五智如来像は中央の大日如来像だけでなく、ほかの4体も大きな像で見応えがあります。

長らく重要文化財でしたが、2019年に5体合わせて「国宝指定見込み」となっています。