春日大社のおみくじの中には、神の使いである鹿をモチーフにした鹿みくじ・白鹿みくじがあります。
鹿みくじ・白鹿みくじの販売場所や値段、おみくじの内容などを紹介します。
鹿みくじ・白鹿みくじを買える場所はどこ?
鹿みくじと白鹿みくじは同じ場所で販売されています。
上に掲載したのは春日大社南門の画像ですが、
門を通って左側すぐのところに社務所があり、そこにおみくじ授与所があります。
上の画像は、おみくじの授与所で、左端に写っている建造物は南門です。
はじめに掲載した南門の画像の裏側にあたります。
青い丸で囲んだ所に、鹿みくじと白鹿みくじの看板が画像付きで掲げられています。
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鹿みくじと白鹿みくじの違いは?
左側が鹿みくじで、右側が白鹿みくじです。
鹿みくじは奈良の一刀彫の鹿がおみくじをくわえているもので、お土産としてもおすすめできます。
鹿みくじの価格は500円です。
白鹿みくじは陶器の鹿がおみくじをくわえているもので、
2015年~2016年の春日大社式年造替を記念して生まれたおみくじです。
白鹿は、タケミカヅチノミコト(春日大社で祀られる神の一柱)が白い鹿に乗って茨城県の鹿島から来たという春日大社の伝説に基づくものです。
春日大社のおみくじ授与所にいた巫女さんによると、
鹿がくわえているおみくじの種類は、鹿みくじも白鹿みくじも同じようです。
そうなると鹿と白鹿の見た目でどちらを買うか決めることになります。
一刀彫の鹿みくじは奈良らしさを感じられる良いものですが、
今回は丸みを帯びた姿がかわいい白鹿みくじを購入しました。
てのひらに白鹿を乗せてめでる図。
上からも白鹿をめでる図。
鹿みくじは英語版も販売されていました。
東大寺でも英文のおみくじがありましたが、どちらも外国人観光客をたくさん見かけますからね。
おみくじの中身を見てみましょう。
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鹿みくじ・白鹿みくじの内容は?画像付きで紹介
おみくじの上部には春日大社の社紋である下がり藤が描かれています。
その下に運勢があり、画像のものでは「小吉」と書かれています。
おみくじの項目を羅列すると、
- 願望
- 待人
- 失物
- 旅立
- 商売
- 農業
- 方角
- 争事
- 転居
- 出産
- 病気
- 縁談
という12の項目について簡潔に書かれています。
おみくじの背景には鹿と燈籠が描かれていて、これも春日大社らしさを感じる要素ですね。
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おみくじを引ける時間は?
春日大社の社務所は、朝開く時間は行事によるのでさまざまなようです。
社務所が閉まる時間は季節によって下記のように変わります。
- 4月~9月は午後6時00分
- 10月~3月は午後5時00分
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普通のおみくじもある!
上の画像は、春日大社の社務所のそばにあるおみくじ結び所です。
白い紙のおみくじが結ばれていますが、この種類のおみくじはおみくじ筒を振って、
出てきたおみくじ棒に書かれた番号の紙を頂くという一般的なタイプのおみくじです。
鹿みくじの販売場所と同じ所にあります。
価格は200円。
春日大社おみくじ結び所は、他の神社仏閣と比べると、
地面から離れた高いところにおみくじを結ぶ所が設けられています。
画像を見るとわかりますが、小さなお子さんには届きにくそうな高さです。
これは鹿がおみくじを食べてしまうから低い位置におみくじを結べないようにしているそうです。
現実の鹿は、鹿みくじのように愛らしくおみくじをくわえるのではなく、食べてしまうのですね(笑)
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