京都有数の観光スポットとして人気の清水寺ですが、
その境内に隣接する地主神社(じしゅじんじゃ)も縁結びのパワースポットとして人気です。
本記事では、地主神社の拝観料や見学所要時間などを紹介します。
地主神社の場所はどこ?
地主神社は明治時代の神仏分離令によって、清水寺と、神社と寺院に分離されるまで清水寺の鎮守社でした。
そのため地主神社は清水寺と隣接していて、
清水の舞台がある清水寺本堂の裏側(北側)に境内があります。
清水寺の境内図も掲載します。
上の図の上の方の黄色の四角で囲んだ場所が地主神社です。
場所はわかっても、上の図では入り口の位置はわからないと思います。
地主神社の入り口はどこにあるのでしょうか?
清水寺の境内からアクセスすることができますので、地主神社への入り方をご紹介します。
清水寺から地主神社への行き方
地主神社は清水の舞台を通って、清水寺本堂の東側に出ると、地主神社の鳥居が見えます。
そこが地主神社の入口です。
上の画像は清水寺奥之院の当たりから、清水の舞台と地主神社の入り口(画像内の赤丸)を見たところ。
目出ちやすくわかりやすいですし、地主神社にも参拝者がたくさんいるので、入口を見落とすことはないはずです。
地主神社の拝観料金
地主神社の拝観は無料なので、境内に立ち入るときに拝観料(入場料)を支払う必要はありません。
ただし、清水の舞台を含む清水寺本堂の拝観は有料なので、清水寺の拝観料が必要です。
清水寺の拝観料
- 大人 :400円
- 大学生:400円
- 高校生:400円
- 中学生:400円
- 小学生:200円
※団体割引なし
清水寺に参拝してことがある人の中には
「清水寺参拝入口以外の場所から入れば、清水寺の拝観料を支払わずに地主神社に行けるのではないか?」
と考える人もいるでしょう。
清水寺本堂の舞台を通らずに地主神社へ行く方法はあるのでしょうか?
清水寺に入らないと地主神社に行けない?
清水寺には裏口があります。
ですが、裏口の門には「関係者以外の立ち入りを禁止する」看板が立てられています。
それなら「清水寺の出口側から入ることはできないのか?」と思う人もいるでしょう。
清水寺に観光した時の一般的な観光コースは
仁王門 → 本堂の舞台 → 奥之院 → 音羽の滝 です。
上記の順番で清水寺境内を巡ると、最後の音羽の滝から清水寺の敷地の外へ向かう時に出口を通ります。
この出口には、特にゲートが設けられているわけではないので、
「ここから地主神社へ向かえば、清水寺の拝観料を支払わなくても良いのではないか?」
と思えるかもしれません。
清水寺の拝観出口を外側から見ると両端に看板が立っています。
”ここからは入れません 参拝入り口へおまわり下さい”という文言が表記されています。
拝観料などは必要ありません。(ただし清水寺通り抜けの拝観料は必要です。)
と記述されていますので、やはり清水寺の拝観料を支払わずに地主神社に立ち入る方法はないようです。
清水寺に参拝したことがあると、地主神社だけに行きたいと思うこともあるかもしれませんが、
清水寺の拝観料をきちんと支払って地主神社に参拝しましょう。
地主神社の拝観時間は何時から何時まで?
地主神社の拝観時間は午前9時00分~午後5時00分です。
清水寺の開門時間が午前6時00分で、
閉門時間は時期によって異なりますが、早い時期でも午後6時00分です。
(拝観時間の詳細は清水寺公式サイトでご確認ください。)
清水寺と比べると、地主神社の拝観時間は短いので注意しましょう。
地主神社の参拝所要時間の目安は?
地主神社の境内は、それほど広くないので、本殿を参拝するだけなら5分ぐらいで足ります。
そこにお守りを購入したり、おみくじ引いたり、恋占いの石で願掛けしたりする時間を加えたら、
所要時間は30分程度になります。
清水寺の参拝所要時間は1時間程度(食事時間や音羽の滝が混雑している時の待ち時間を含めるともっとかかる)
なので、両方の寺社参拝で1時間30分はかかるということを心に留めて予定を組みましょう。