定山渓は北海道札幌市南区の地名であり、定山渓温泉東と定山渓温泉西とを含めて総称されることがほとんどです。
北海道でも有数の温泉街として栄えており、紅葉の名所としても知られています。
定山系の紅葉の見ごろの目安や色づき状況などを紹介。
定山渓の紅葉の例年の見ごろはいつ?
例年の色づき始めは9月下旬からであり、見頃は10月上旬から中旬にかけてとなっています。
(あくまでも目安です。)
紅葉する木々の多さも特徴で、赤く色づくナカカマド、サクラ、ドウダンツツジ、黄色く色づくイタヤカエデ、ミズナラ、赤と黄色が入り混じるキタコブシなど、多彩な色合いを楽しむことができます。
2019年現在の紅葉の色づき情報は?
北海道を代表する温泉地の一つ「定山渓(じょうざんけい)温泉」
秋は紅葉の名所としても大人気!
雪深い温泉街に無数のスノーキャンドルが灯される、冬の恒例イベント「雪灯路(ゆきとうろ)」も幻想的な雰囲気で素敵です!https://t.co/xv8o5xAVVA#ぐるたび pic.twitter.com/OfvzsO0uoV
— ぐるたび編集部 (@gnavi_gurutabi) 2018年9月18日
現在の紅葉の色づき具合を知るならTwitterやInstagramで一般のユーザーが投稿した画像も参考になります。
ただし投稿されている画像が必ずしも最新のものとは限らないので、注意しなければなりません。
(今年の紅葉の画像ではなかったり、投稿の数日前に撮影された画像がアップされている可能性もある)
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Twitter「定山渓 紅葉」の検索結果(画像付きのツイートのみ抜粋)
紅葉の見所スポット&期間限定の乗り物
定山渓はカッパ伝説が語り継がれている事でも有名ですが、その発祥の地とされるかっぱ淵にかかる二見吊橋からいこい橋周辺は、特に人気のスポットとなっています。
その他にも見所スポットは盛りだくさんですが、シーズンになると、紅葉を楽しむ助けとなる乗り物が登場します。
いずれもこの時期限定となっていますので、紅葉観賞の折には利用してみてはいかがでしょうか。
紅葉ゴンドラ
札幌国際スキー場において、紅葉見物のために8人乗りのスカイキャビンが期間限定で運行されます。
標高1100メートルの山頂まで、約15分の空中散歩となります。
開催期間:2019年9月21日(土)~10月14日(月祝)
運行時間:9時半~15時半(上り乗車最終は15時)
料金:
- 大人(中学生以上):往復1200円
- 小学生 :往復600円
- 65歳以上 :往復1080円 ※年齢証明必要
また、期間中の土日祝日は、グルメ屋台やイベントが盛りだくさんの秋祭りが開催されますので、是非紅葉鑑賞と併せてお楽しみ頂ければと思います。
紅葉かっぱバス
例年紅葉の時期に運行される紅葉かっぱバス。
バスガイド付き、しかも大変リーズナブルな料金で錦橋、時雨橋、紅葉橋など、各紅葉スポットを巡ってくれるこのバスは、毎年大人気の乗り物です。
運行期間:2019年10月1日(火)~10月21日(月)
運行時間:9時15分~10時20分n、11時15分~12字20分、13時15分~14時20分、15時15分~の4便
所要時間:約65分
乗車料金:500円
事前予約は行っていないため、定山渓観光案内所での当日手続きが必要となります(受け付けは各日朝9時から)。
上記の紅葉かっぱバス以外にも、
定山渓観光案内所と紅葉ゴンドラのある札幌国際スキー場を結ぶシャトルバス、
定山渓観光案内所から紅葉スポットとして有名な豊平峡ダムへと向かうシャトルバスが臨時で運行されますので、こちらもあわせてチェックしてみて下さい。
定山渓温泉までのアクセス
電車での行き方
JR札幌駅または札幌市営地下鉄真駒内駅から定山渓温泉行きじょうてつバス湯の町下車、徒歩すぐ
バスでの行き方
JR札幌駅より、じょうてつバス・かっぱライナー号に乗車後、約1時間
車での行き方
・札幌市内からは、大通西11丁目より国道230号線を南下、約45分
・道央自動車道北広島ICから約50分
紅葉シーズン中の混雑状況
定山渓の紅葉シーズンには多数の観光客が訪れるため、土日祝はかなりの混雑が予想されます。
混雑する時間帯としては11時から15時の時間帯が特に混み合うと言われています。
紅葉かっぱバスは特に人気が高いため、出来るだけ予約開始の9時前までには到着し、早々に予約を確保する必要があります。
例え予約を取れても11時を過ぎての運行になると周辺道路が渋滞し始めますので、第一便(9時15分~)を利用するのが理想です。
また、先だってご紹介したような、札幌国際スキー場や豊平峡を結ぶシャトルバスは非常に価値があるのですが、周辺道路、駐車場の渋滞に巻き込まれては身動きが取れません。
見頃の土日祝では2~3時間の渋滞が発生するケースもありますので、土日祝はもちろん、平日であってもなるべく早い時間に動くのがお勧めです。
定山渓の紅葉は様々なエリアで、しかもゴンドラやバス、カヌーなど様々な乗り物からの景色を堪能する事もできます。
また、日帰り温泉OKの施設も点在しているため、紅葉と温泉をダブルで満喫する事もできますよ。
但し、秋の北海道は朝晩が冷え込み、山間部になれば10月中旬には初雪が観測される事もありますので、暖かい服装でお出かけ下さいね。