滋賀県長浜市、山奥にひっそりと佇む鶏足寺(けいそくじ)はここ数年で急激に注目を集めるようになった紅葉の名所。
200本ものもみじが、空と境内を真っ赤に鮮やかに染め上げます。
特に、まっすぐに伸びた参道の石段や石垣は落ち葉で覆われ、まるで天然の赤い絨毯のよう。
ここでは、鶏足寺の紅葉情報を紹介します。
鶏足寺の紅葉の見ごろはいつ?
湖北地方を代表する紅葉の名所である鶏足寺は、735年に開基された鶏足寺の別院です。
山岳仏教の聖地であった己高山の寺院の一つとして栄えましたが、昭和8年に焼失。
その後は廃寺となっており、現在は地元住民によって管理がなされています。
例年、約200本のモミジなどの落葉樹が色づき始めるのは11月中旬から。
ただし、鶏足寺では参道を埋め尽くす落ち葉が見どころでもあるので、それを狙うならば11月下旬頃が例年の見頃となります。
2019年現在の紅葉の色づき情報は?
鶏足寺の紅葉の参道🍁 pic.twitter.com/cgpgFBCj8x
— 滋賀県立長浜北高等学校 (@nagakitahi) 2017年11月26日
現在の紅葉の色づき具合を知るならTwitterやInstagramで一般の人を含むユーザーが投稿した画像が参考になります。
ただし投稿されている画像が必ずしも最新のものとは限らないので、注意しなければなりません。
(今年の紅葉の画像ではなかったり、投稿の数日前に撮影された画像がアップされている可能性もある)
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Twitter「鶏足寺 紅葉」の検索結果(画像付きのツイートのみ抜粋)
石段に敷き詰められた落ち葉の絨毯が最大の見どころ!
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緩やかに上るまっすぐな参道を真っ赤に彩る落ち葉の絨毯。
人気のないうちに歩きたいのであれば、早朝がおすすめです。
紅葉の見頃のピークには、平日でも観光バスが訪れかなりの人出になります。
落ち葉の絨毯の美しさを守るため、ここ数年は参道の一部を落葉保存区域として立ち入り禁止としています。
そのおかげで、午後に行ってもきれいな落ち葉を楽しめますよ。
拝観料ではなくて紅葉散策協力券
鶏足寺は廃寺となっており、現在は寺院としての機能はなく地元のボランティアの方々の協力により成立しています。
そのため、拝観の際は紅葉散策協力券200円の購入が必要です。
駐車場付近で販売しています。
鶏足寺への電車のアクセスや最寄駅は?
鶏足寺へは、JR北陸本線「木ノ本駅」が最寄駅です。
「木ノ本駅」からは、バスまたはタクシーで鶏足寺にアクセスできます。
紅葉循環バス
「木ノ本駅」から己高閣まで乗車約20分、のち徒歩15分
紅葉循環バスの料金は、当日の乗車券に紅葉散策協力券(200円)を含め500円とお得になっています。
タクシー
「木ノ本駅」から己高閣まで約15分、のち徒歩15分
鶏足寺の駐車場情報
山の中に佇む鶏足寺ですので、近くには駐車場がありません。
周辺の駐車場6か所いずれかから歩いて行くことになります。
駐車場により歩く距離が大きく異なりますので、事前によく計画することをおすすめします。
駐車場はいずれも無料です。
石道寺駐車場
鶏足寺に最も近い駐車場で鶏足寺大門跡まで約200m。石道寺の美しい紅葉も楽しめます。
石道会館臨時駐車場
鶏足寺大門跡まで約600m。
己高閣・世代閣拝観者専用駐車場
鶏足寺大門跡まで徒歩15分ほど。上り下りの連続なので足腰の弱い方は注意が必要です。己高閣・世代閣の紅葉も一緒に楽しみたい方におすすめ。
一般理事駐車場 3か所
どれも鶏足寺まで遠いです。
北近江リゾート駐車場
土日祝日のみ北近江リゾートの駐車場が利用できます。
また古橋総合案内所前まで無料のシャトルバスが出ています。
トイレは駐車場にあり
鶏足寺境内にはトイレがありませんが、11月中旬から11月下旬までの期間限定で駐車場に仮設トイレが設置されます。
鶏足寺付近の駐車場はどれも小さいため、平日でも駐車場は大変混雑します。
公共交通機関の利用も検討するといいでしょう。
また、駐車場やバス停から鶏足寺到着まで歩く距離があり、かつ境内も上りがずっと続きます。
歩きやすい靴で行くことをお忘れなく!