京都の頭痛のお守りアイキャッチ画像

京都の頭痛封じのお守りを紹介します。

ひどい頭痛持ちだった後白河法皇の頭痛封じの逸話がある三十三間堂のお守りがおすすめです。

そのほか清水寺の頭痛封じのお守りや、お守りではありませんが今熊の観音寺の枕カバーも紹介しています。

京都の頭痛封じのお守りは三十三間堂がおすすめ

頭痛封じのお守り

500円。(値段は変わっている可能性があります)

 

頭痛除けのお守り

300円。(値段は変わっている可能性があります)

 

三十三間堂は「頭痛山 平癒寺」の別名がある寺院

三十三間堂の側面
三十三間堂の側面

三十三間堂は千体千手観音を祀る寺院。

行事で最も有名なのは、毎年1月15日に最も近い日曜日に開催される「通し矢(大的大会)」でしょう。

通し矢と同じ日に「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」という法要も行われますが、これは三十三間堂で最も重要視されている法要で、三十三間堂の頭痛封じのご利益とも深く関係しています。

 

平安時代末期を生きた後白河法皇は、ひどい頭痛持ちでしたが、その原因は後白河法皇の前世にあるとされました。

法皇の前世は熊野権現(くまのごんげん)の行者で、亡くなった後に葬られることなく、その髑髏は富田川に沈んだそうな。

そこから柳の木が生え、成長したその柳が風に揺れることで頭痛を起こしていると言われました。

 

川を探したところ、その髑髏が見つかりました。

拾い上げられた髑髏は、観音様の頭部に納められました。

生えていた柳の木は、三十三間堂のお堂の棟木として利用しました。

すると、後白河院の頭痛が平癒したとされています。

 

その逸話から三十三間堂には「頭痛山 平癒寺」という別名があります。

「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」では、「千手陀羅尼」を称えながら、7日間加持された浄水を、柳の枝を使って参拝者の頭上にそそぐことで功徳を分けます。

諸病を除くとされていますが、特に頭痛封じのご利益があると信仰されています。

 

ということで、三十三間堂は頭痛封じにご利益がある寺院とされています。

 

↓三十三間堂の通し矢については別記事で紹介しています

 

清水寺の頭痛お守りは安い

清水寺にも頭痛のお守りがあります。

頭痛のお守り

100円。(値段は変わっている可能性があります)

持ち運びしやすい形状のお守り。

 

頭痛のお守り(根付)

350円。(値段は変わっている可能性があります)

 

↓清水寺のそのほかのお守り情報

 

今熊野観音寺の枕カバーもおすすめ

今熊野観音寺は、頭痛やボケ封じのご利益で有名なお寺。

お守りではありませんが、頭痛封じの枕カバーが販売されています。

 

ここでも三十三間堂の頭痛封じの逸話に登場した後白河法皇が出てきます。

 

↓今熊野観音寺の頭痛封じと枕カバーについては別記事で紹介しています。