高尾山は東京都八王子市に位置し、都心から電車で約1時間の距離にあります。
標高は599メートル。
昭和42年に明治の森高尾国定公園に指定された山内には、約1200種の植物、約100種類の野鳥、約5000種の昆虫が生息しています。
ミシュラン観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星を獲得した影響もあり、近年人気が高まっているこの山は、紅葉の名所としてもよく知られています。
ここではそんな高尾山の紅葉についてご紹介。
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高尾山の紅葉の見頃時期はいつ?
例年、高尾山の紅葉は10月下旬あたりから山頂付近を中心に色づき始め、11月上旬から12月上旬ごろまで楽しむ事が出来ます。
オオモミジ、イロハカエデ、ブナ、ヤマウルシなどが山全体を赤や黄色に染め上げる光景は、息を飲むほどの美しさです。
紅葉の時期には「高尾山もみじまつり」が開催されますので、紅葉見物と併せて楽しまれてはいかがでしょうか。
2019年現在の紅葉の色づき状況は?
高尾山の公式サイトで、境内にある複数の場所の紅葉の色づき具合を確認できます。
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現在の紅葉の色づき具合を知るならTwitterやInstagramで一般のユーザーが投稿した画像も参考になります。
ただし投稿されている画像が必ずしも最新のものとは限らないので、注意しなければなりません。
(今年の紅葉の画像ではなかったり、投稿の数日前に撮影された画像がアップされている可能性もある)
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Twitter「高尾山 紅葉」の検索結果(画像付きのツイートのみ抜粋)
紅葉がきれいに見えるお勧めポイント
ケーブルカー
麓の清滝駅と山腹の高尾山駅を約6分で運行しているケーブルカーです。
ケーブルカーの沿線は特に紅葉が美しく、まるで赤や黄色に染まるトンネルをくぐり抜けているような感覚を味わう事が出来ます。
運行時間については
- 11月<8時~17時45分(平日)、8時~18時(土日祝)>
- 12月<8時~17時15分(平日)、8時~17時半(土日祝)>
となっており、15分間隔での運行。
料金は
- 大人往復950円
- 小学生往復470円
です。
リフト
リフト山麓駅と山腹のリフト山上駅を約12分で運行している、二人乗りのリフトです。
ケーブルカーと平行するようにして運行しており、
- 11月<9時~16時半>
- 12月<9時~16時>
での運行となっています(※土日祝は状況により運転延長)。
料金はケーブルカーと同額。
ケーブルカーより混雑はやや少ないですが、急な階段を上る必要もあるため、足の悪い方は多少混雑していてもケーブルカーの利用をお勧めします。
山頂
ケーブルカー高尾山駅から徒歩40分程度で到着できる山頂からは、眼下に広がる紅葉の広がりだけでなく、富士山や丹沢、奥多摩の山々、新宿副都心の高層ビル群などを望む事が出来ます。
薬王院
ケーブルカー高尾山駅から山頂へ向かって徒歩20分の距離にある、1260余年も前に開かれた由緒あるお寺です。
境内には紅葉の見所スポットが多く
- 仏舎利塔
- 山門周辺
- 書院
など、歴史ある建物と紅葉とのコントラストは見事の一言に尽きます。
アクセス
電車で向かう場合
京王高尾山口駅下車後、ケーブルカー清滝駅まで徒歩5分
車で向かう場合
- 圏央道高尾山ICから国道20号線経由にて約3分・
- 中央自動車道八王子ICから国道16号、20号線を経由し、約30分
高尾山もみじまつり2019について
高尾山では、紅葉の時期に合わせてもみじまつりが開催されます。
開催時期年2019年11月2日(土)から11月30日(日)まで。
ケーブルカー清滝駅前では土日祝を中心に様々な催し物が、十一丁目茶屋前ではマス酒の販売や、東京こけしの実演販売などが行われます。
詳細は、八王子観光コンベンション協会のホームページ上に掲載されています。
紅葉シーズンの混雑状況について
年間260万人もの登山者が訪れ、登山者数世界一と言われる高尾山は、紅葉シーズンには非常に混雑します。
有料駐車場はありますが、8時から9時ごろには既に満車になると言われており、周辺道路もかなりの渋滞が予想されますので、公共交通機関の利用をおすすめします。
また、ケーブルカーやリフトもかなりの人気があり、9時から11時までの上り、13時から15時までの下りは混雑のピークタイムを迎える事もあり、土日祝などでは特に1時間から1時間半の待ち時間が予想されます。
始発であっても30分待ちというケースもしばしばですので、健脚の方は約1時間~時間半のハイキングが、最も早く麓から山頂へと辿りつける方法かもしれません。
例年大変な賑わいを見せる高尾山の紅葉ですが、それに見合うだけの美しさがあります。
また、ケーブルカー高尾山すぐ近くにある<香住の天狗焼>や、<十一丁目茶屋の天狗だんご>、高尾山の麓に位置する<高橋屋のとろろそば>など、食に関する名物も多数ありますので、紅葉見物と共に堪能しちゃいましょう!