東大寺には、鎌倉時代に東大寺の伽藍を再興させた重源上人(ちょうげんしょうにん)を祀る俊乗堂があります。
通常は非公開のお堂で、限られた日にしか公開されません。
この記事では、俊乗堂で頂ける御朱印の種類と期間などを紹介します。
奈良・東大寺俊乗堂の御朱印の受付場所はどこ?
俊乗堂は東大寺大仏殿の東側にある小高い丘のような広場にあります。
俊乗堂の周辺には、鐘楼や行基堂、念仏堂があります。
まずは鐘楼のある広場を目指しましょう。
画像中央に鐘楼があり、左端に少し見える屋根は大仏殿のものです。
俊乗堂は上の画像でいうと、鐘楼の後ろ側にあります。
俊乗堂の御朱印を頂ける場所は、念仏堂の隣にある授与所です。
まず、画像の位置から右を向くと、行基堂があります。
さらに画像の位置から右を向くと、念仏堂があります。
赤い矢印で示したのが念仏堂で、その隣にあるのが授与所です。
俊乗堂の御朱印はここで頂けます。
俊乗堂の御朱印の種類と値段は?
東大寺俊乗堂の御朱印の種類
- 御朱印「重源上人」
- 御朱印「阿弥陀如来」
- 御朱印「愛染明王」
- 阿彌陀如来の真言の御朱印
俊乗堂の御朱印の値段は、各種類300円です。
念仏堂の隣の御朱印授与所には、頂ける御朱印のサンプルが張られています。
俊乗堂は通常非公開のお堂で、毎年7月5日と12月16日の2日間のみ御開帳が行われるため、
俊乗堂の御朱印は期間限定かと言えばそうではなく、御開帳の日以外でも頂けます。
重源上人の御朱印の画像
俊乗堂で祀られている重源上人坐像の御朱印です。
御朱印のサンプルに掲載されています。
重源上人坐像は、晩年の重源上人の肖像で国宝に指定されています。
運慶の手による彫刻ではないかと推測する声もあがっています。
阿弥陀如来の御朱印の画像
俊乗堂で祀られている阿弥陀如来立像の御朱印です。
こちらも御朱印のサンプルに掲載されています。
俊乗堂の阿弥陀如来立像は、重源上人と関りが深く、自らも阿弥陀如来を信仰していた快慶の代表作の一つです。
愛染明王の御朱印の画像
俊乗堂で祀られている愛染明王坐像の御朱印です。
この種類も御朱印のサンプルに掲載されています。
阿彌陀如来の真言の御朱印
阿彌陀如来の真言を梵字とカタカナで表記した御朱印もあります。
カタカナの真言は、
「ヲン・アミリタティゼイカラウン」 です。
この御朱印はサンプルに掲載されていない裏メニューです。
参拝後に存在を知ったので、次回参拝した時に頂けたら画像を追加します。
念仏堂の隣の授与所は、行基堂と念仏堂の御朱印授与所も兼ねています。
東大寺行基堂の御朱印授与所を境内案内図で紹介!種類と値段も掲載
念仏堂の御朱印にも裏メニューがありますので紹介しています。