吉野山の世界遺産 吉水神社。
南北朝時代には南朝側の後醍醐天皇が仮の居所とされた南朝皇居として知られています。
源義経が兄・頼朝の追手から逃れるために静御前と一時的に隠れ住んだり、
豊臣秀吉が吉野で桜の花見をする時に本陣としたのもこの吉水神社です。
吉水神社の書院の内部は南朝皇居と呼ばれる通り、みやびな建造物です。
そんな歴史の詰まった吉水神社の拝観情報についてまとめました。
吉水神社はペットと一緒に参拝できる?
吉水神社は世界文化遺産に登録されていていますが、犬や猫などのペットも参拝できます。
ペットも参拝できる神社ですから、境内ではもちろんペットお守りが販売されています。
ペットの参拝が許可されているのは、後醍醐天皇が吉水神社の前身である吉水院の花守の犬に癒されたことに起因するそうです。
吉水院とは金峯山寺の僧侶の居住スペースで寺院の施設だったのですが、明治時代に現在の吉水神社に変わりました。
吉水神社の見学所要時間と拝観料
吉水神社の標準的な拝観コースは次のようになると思います。
拝殿の参拝 → 書院内部を拝観 → 書院庭園を散策
吉水神社の見学所要時間はおよそ20分です。
吉水神社で拝観料が必要なのは書院の拝観のみです。
拝観料を納めると書院内部と書院庭園を拝観できます。
書院を拝観しない場合、拝観料は無料ですが、拝観することをオススメします。
書院の拝観時間は09:00~17:00(受付終了は16:30)です。
書院の拝観料は次のとおりです。
吉水神社書院庭園の拝観料
- 大人・大学生 :400円
- 高校生・中学生 :300円
- 小学生 :200円
団体料金は20名以上で適用されます。
団体割引は1割引きということなので、まとめると次の料金になります。
- 大人・大学生 :360円
- 高校生・中学生 :270円
- 小学生 :180円
吉水神社にトイレはあります。
トイレの場所は書院の囲いの内側だったと思います。
アクセス方法
徒歩でアクセス
近鉄・吉野駅から徒歩40分程度。
金峯山寺から徒歩8分程度。
バスでアクセス
勝手神社バス停で下車し、近鉄・吉野駅側に3分程度歩いてください。
駐車場
吉水神社には10台ほど停められる駐車場があります。
まとめ
- ペット同伴で参拝でき、ペットお守りもある
- 拝観料は書院内部・庭園が有料
- バスなら勝手神社バス停で下車して徒歩3分
- 専用駐車場はあるが、泊められるのは10台程度
吉水神社を参拝するなら、近くにある金峯山寺にも参拝しに行く人が大半です。
春と秋は御開帳もしているので、なおさらおすすめです。