京都には北野天満宮や城南宮などの梅の名所がありますが、京都随一の規模を誇る青谷梅林は見逃せません。
約20haもの広い敷地に約1万本の白梅が満開になります。
見頃時期には梅まつりが開催され、敷地の一部が開放され間近で梅の花を眺めることができます。
また、梅まつり期間中は梅製品や特産品などの販売や、餅つき大会やコンサートなどのイベントもあります。
青谷梅林の梅の開花情報と梅まつりについて紹介します。
青谷梅林の概要と例年の梅の見頃
京都府城陽市は京都一の梅生産量を誇る梅の産地です。
梅林の歴史は古く、後醍醐天皇の皇子であった宗良親王が歌に詠んだことから鎌倉末期には梅林が存在したと考えられています。
現在では近畿地方を代表するの梅の名勝地であり、キャッチフレーズである「春は城陽から」のとおり地元の人は例年2月下旬頃に青谷梅林の梅がほころぶことで春の訪れを感じるそうです。
青谷梅林の梅の例年の見頃は2月下旬から3月中旬となっています。
2020年(令和2年)現在の梅の開花情報は?
▼青谷梅林の梅の花の開花情報は下記サイトで更新されています
京都新聞(京都・滋賀の梅の情報)
▼最新情報を城陽市観光協会の公式媒体で、ご確認されることをおすすめします
青谷梅林の梅まつりの開催概要
約20haもある広大な敷地の青谷梅林の梅が咲き始める頃、敷地のうち約1haを開放し梅まつりが開催されます。
普段立ち入ることができない生産梅林の中を自由に歩き、間近でかわいらしい梅の花とほんのりと漂う甘い香りを楽しむことができます。
2020年の青谷梅林「梅まつり」開催情報
日程:2020年2月22日(土)~3月15日(日)
時間:入園自由 (売店の営業時間は10時00分~15時00分)
入場料:無料
売店やお土産の販売あり
梅まつり開催中は売店にて、うどんや梅おにぎりなどの軽食や梅を使ったお菓子、梅干しや梅酒、地元の特産品などの販売もあります。
また開催期間中の日曜・祝日は茶団子の振る舞いやコンサート、舞踊、紙芝居などのイベントが行われます。
その他にも付近の史跡めぐりや町ツアーなどのウォーキングイベントなどいろいろなイベントが予定されています。
青谷梅林への電車でのアクセス方法は?
青谷梅林に電車でアクセスする場合は、JR奈良線・近鉄京都線を利用しましょう。
それぞれの路線の最寄り駅からの行き方を紹介します。
JR奈良線の最寄り駅からの行き方
JR奈良線「山城青谷駅」下車 ⇒ 徒歩20分 ⇒ 青谷梅林
「山城青谷駅」から青谷梅林までの徒歩アクセスルート
近鉄京都線の最寄り駅からの行き方!バスの利用も必要
近鉄京都線「新田辺駅」下車 ⇒ 京阪バス「緑苑坂行」乗車15分 ⇒ バス停「青谷梅林」下車 ⇒ 徒歩21分 ⇒ 青谷梅林
バス停「青谷梅林」から青谷梅林までの徒歩でのアクセスルート
青谷梅林の駐車場
梅まつり開催期間中は臨時駐車場が設けられます。
収容台数は140台駐車料金は500円
2020年の臨時駐車場の有無は未確認
2019年は臨時駐車場が、青谷梅園から徒歩で15分ほど離れた場所に設けられました。
臨時駐車場から青谷梅園までは、途中から梅林の中を通るので梅まつり会場に着くまでも梅の花を楽しむこともできました。
梅林までは案内看板も出ているので迷う心配はないでしょう。
ただし土日・祝日は駐車場が満車になり、かつ周辺道路も大変混雑する傾向にあるので、
2020年も臨時駐車場が設けられるとしても公共交通機関でのアクセスをおすすめします。
▼北野天満宮も京都の梅の観光名所です。