福岡県と大分県の県境にある英彦山(ひこさん)は、日本三大修験道の霊場として古くから栄え山伏の修行場として知られています。

標高約1200mある山頂付近から紅葉が始まり、麓まで紅葉が広まるまでの長い期間紅葉が楽しめます。

ここでは英彦山の紅葉情報を紹介します。

英彦山の紅葉の見ごろはいつ?

耶麻日田英彦山国定公園の中にある英彦山は、古くから修験道として栄えた霊場で山伏の修行場として知られています。

また天狗が住む山とも伝えられており能狂言「花月」の舞台ともなっています。

そんな英彦山の紅葉は、10月中旬から11月中旬にかけて標高約1200mの山頂付近から色付き始め、麓に向け徐々に広がっていきます。

 

例年の見頃は11月上旬から11月中旬です。

(あくまでも目安です。)

 

2018年現在の紅葉の色づき情報は?

現在の紅葉の色づき具合を知るならTwitterやInstagramで一般のユーザーが投稿した画像が参考になります。

 

ただし投稿されている画像が必ずしも最新のものとは限らないので、注意しなければなりません。

(今年の紅葉の画像ではなかったり、投稿の数日前に撮影された画像がアップされている可能性もある)

↓ ↓ ↓

Twitter「英彦山 紅葉」の検索結果(画像付きのツイートのみ抜粋)

Instagram「#英彦山」の検索結果

 

 

英彦山の見どころ

銅鳥居

英彦山の玄関口。

1637年に寄進された青銅製の鳥居で、高さ7m、柱の周囲は3mほどもあり、その荘厳な姿に紅葉がよく映えます。

 

英彦山神宮奉幣殿

銅鳥居から続く参道の石段を登ると英彦山神宮奉幣殿に到着します。

この参道の両脇にもみじが植えられ赤や黄色のアーチが続き、急な階段ならがも目を楽しませてくれます。

ここから、頂上にある上宮までは歩いて約2時間弱。

石段が続くきつい登山ですので、登る場合は事前に十分準備することをおすすめします。

 

高住神社

修行のために籠る岩窟に建てられた迫力のある神社です。

豊前坊天狗神が祀られています。

銀杏やもみじなどの紅葉が美しく、英彦山神宮とともにぜひとも立ち寄りたいスポットです。

 

英彦山大権現

広い庭園のある紅葉の名所。

庭園には川が流れ、石庭もあり、ゆったりと紅葉が楽しめます。

展望台もあり、英彦山の紅葉が見渡せます。

 

スロープカーで楽々アクセス

修行場だけあって英彦山は歩くのがなかなか大変!

ごろごろとした石段でかなりの急坂が続きます。

そのため、足腰に自信がない方やたくさん見歩きたい方にはスロープカーを利用するのがおすすめです。

 

銅鳥居のすぐ横にある幸駅から英彦山神宮奉幣殿までの849mを15分で移動できます。

参道に沿って走っているので、スロープカーからも紅葉が楽しめますよ。

 

料金は往復で

  • 大人830円
  • 子ども400円

です。

 

英彦山の電車・バスでの行き方!最寄駅はどこ?

JR日田彦山線「添田駅」で英彦山方面行きバスに乗車して約30~45分 ⇒ バス停「銅の鳥居」または「別所駐車場」、「豊前坊」で降車すぐ。

ただし、電車は1時間に1本ほどしか運行していないため、事前によく計画する必要があります。

 

英彦山の駐車場情報

銅鳥居、別所駐車場、野営場駐車場を無料で利用できます。

 

スロープカーを利用する場合は、幸駅の駐車場を使用すると便利です。

紅葉の見頃には満車になり、周辺道路も渋滞します。

早朝に到着するようにするとよいでしょう。