興福寺南円堂は西国三十三所観音霊場の第9番札所になっていて、御朱印を頂くことができます。
南円堂の御朱印の種類や受付時間、御朱印授与所の場所などを紹介します。
興福寺南円堂の通常の拝観料と拝観時間は?
南円堂の正面外側には上の画像のように、賽銭箱が置かれており、上部の向拝のところに円形の鰐口(わにぐち)があります。
通年そこで手を合わせて参拝することができますが、お堂の内部の拝観は期間限定の特別開扉の期間以外はできません。
お寺によっては境内に立ち入る際に拝観料を納めるところもありますが、興福寺境内の立ち入りは無料です。
南円堂の拝観料が有料なのは、特別開扉の時の内部の拝観時だけなので、通常は拝観無料です。
興福寺境内には24時間いつでも立ち入ることができます。
なので南円堂の外で参拝するだけなら、早朝や夜間などいつでも可能です。
南円堂は西国三十三所観音霊場の第9番札所になっていて、西国霊場の御朱印を頂くことができます。
参拝は24時間可能でも、御朱印は何時でも頂けるわけではありませんので詳細を紹介します。
興福寺南円堂の御朱印授与所の場所と受付時間は?
興福寺南円堂の御朱印授与所は南円堂の近くにあります。
上の画像の左上に少し写っているのが南円堂の屋根です。
授与所は画像右側の赤丸が囲んだところです。
画像撮影時は大型連休中だったので、授与所の前に御朱印授与を希望する参拝者がたくさんいますが、通常はそれほど混んでいません。
興福寺の拝観時間が午前9時00分~午後5時00分なので、
南円堂の御朱印の受付時間も午前9時00分~午後5時00分に近い時間だと思われます。
早めに御朱印授与所が閉まる可能性もあるので、ギリギリに参拝することのないようにしましょう。
興福寺南円堂の御朱印の種類は?御開帳期間以外でも頂ける?
南円堂は西国三十三所観音霊場の第9番札所ということで、西国霊場の御朱印を頂けます。
また、西国霊場の御詠歌もあります。
西国三十三所観音霊場の第9番の御詠歌は
「春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に はるるうすぐも」 です。
南円堂が西国三十三所観音霊場の第9番札所ということは、南円堂の本尊・不空羂索観音は西国三十三所観音霊場の第9番札所の本尊ということです。
不空羂索観音像を拝観できるのは、御開帳の特別期間のみなので、御朱印も御開帳される日にしか頂けないと思うかもしれません。
ですが、南円堂の御朱印・御詠歌は御開帳期間以外のいつでも頂けます。
また、南円堂近くの御朱印授与所では、興福寺のそのほかの御朱印を頂くことができます。
興福寺で頂ける御朱印の種類は下記の記事にまとめているので、興味があればご覧ください。
興福寺の御朱印の種類には限定版もある?授与所の場所や時間も紹介
最後まで読んでくださりありがとうございました。