奈良の興福寺には御朱印授与所は複数あり、授与所ごとで頂ける御朱印の種類が異なります。
通年頂ける御朱印もあれば、期間限定の御朱印もあります。
この記事では興福寺の御朱印を頂ける場所と種類を紹介します。
2018年10月20日から拝観可能になった中金堂を参拝してきた
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奈良・興福寺で御朱印を頂ける場所と時間は?
興福寺中金堂の隣に、東金堂と向かい合うような形で建っている勧進所がありますが、そこで御朱印を頂けます。
南円堂の近くにある授与所でも御朱印を頂けます。
上の画像の左端に少し写っているのが南円堂で、御朱印授与所は赤丸で囲んだ所にあります。
南円堂と授与所の間にある矢印で示した建物は一言観音堂です。
興福寺の拝観時間は午前9時00分~午後5時00分なので、御朱印を頂ける時間も拝観時間とほぼ同じようです。
南円堂の御開帳当日やゴールデンウィークに行った時は、長い行列ができており、45分程度並びました。
混雑する時期は、30分以上の待ち時間が発生するかもしれないのでご注意ください。
興福寺の御朱印の種類と値段は?
中金堂・東金堂の前の勧進所で頂ける御朱印
中金堂・東金堂の前の勧進所で頂ける御朱印の種類
- 御朱印「中金堂」
- 世界文化遺産「令興福力」(南円堂前でもいただける)
- 西国四十九薬師霊場の第4番札所「東金堂」
- 西国四十九薬師霊場の第4番札所の御詠歌
- 御朱印「千手観音」
- 御朱印「講堂」(限定)
- 大和北部八十八ヶ所霊場の第62番札所「稚児観音」
- 大和北部八十八ヶ所霊場の第62番札所の御詠歌
上に掲示した画像は1~6の御朱印の見本です。
中金堂の御朱印
再建された中金堂の御朱印です。
中金堂は2018年10月20日に一般公開が開始されましたが、特に一般公開を記念した限定御朱印はないようです。
中金堂の拝観のようすは下記の記事をご覧ください。
御朱印帳の方は新しいものが頒布されています。
詳細は下記記事にまとめているので、ここでは割愛します。
令興福力の御朱印
興福寺の御朱印の中で代表的なものがこの御朱印です。
この御朱印だけは、南円堂の近くにある授与所でも頂けます。
西国四十九薬師霊場の第4番札所「東金堂」
東金堂の本尊は薬師如来で、西国四十九薬師霊場の第4番札所になっています。
西国四十九薬師霊場の第4番札所の御詠歌
西国四十九薬師霊場の第4番札所の御詠歌は
「さるさわの いけのほとりの てらにはに るりのひかりは あまねかりけり」です。
千手観音の御朱印
興福寺国宝館に安置されている千手観音立像の御朱印です。
講堂の御朱印(期間限定)
講堂の御朱印は、「興福寺国宝特別公開2017 阿修羅 -天平乾漆群像展-」という特別公開の開催に合わせて頒布された限定御朱印です。
御朱印の書き手によっては中央の墨書きが「講堂」ではなく「阿弥陀如来」の場合もあるようです。
特別公開のようすは下記記事にまとめています。
大和北部八十八ヶ所霊場の第62番札所「稚児観音」
御朱印の見本の画像には掲載されていませんでしたが、大和北部八十八ヶ所霊場の御朱印も頂けます。
大和北部八十八ヶ所霊場の第62番札所は菩提院大御堂ですが、御朱印は中金堂・東金堂の勧進所でいただけるようです。
大和北部八十八ヶ所霊場の第62番札所の御詠歌
大和北部八十八ヶ所霊場の第62番札所の御詠歌は
「ありがたや ぼだいのえんに おおみどう ねむけをさます あかつそのかね」です。
つづいて南円堂の隣の授与所で頂ける御朱印の種類を紹介します。
南円堂の授与所の御朱印
南円堂の隣の授与所で頂ける御朱印の種類
- 西国三十三所観音霊場の第9番札所「南円堂」
- 西国三十三所観音霊場の第9番札所の御詠歌
- 世界文化遺産「令興福力」(中金堂・東金堂前でもいただける)
- 大職冠念持佛「一言観音」
- 大職冠念持佛「一言観音」の御詠歌
- 御朱印「北円堂」(限定)
西国三十三所観音霊場の第9番札所「南円堂」
南円堂は西国三十三所観音霊場の第9番札所になっています。
南円堂の御朱印は、御開帳期間じゃなくてもいただけます。
御開帳当日にいただいた御朱印は、特に通常のものとの違いが見当たりません。
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御開帳当日の様子は下記記事にまとめています。
西国三十三所観音霊場第9番札所の御詠歌
西国三十三所観音霊場第9番札所の御詠歌は
「春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に はるるうすぐも」です。
こちらの御詠歌も南円堂の御開帳日じゃなくても頂けます。
令興福力の御朱印
興福寺を代表する「令興福力」の御朱印は、中金堂・東金堂前の勧進所でも頂けます。
大職冠念持佛「一言観音」
一言観音は南円堂の側にある一言観音堂で祀られています。
大職冠念持佛「一言観音」の御詠歌
一言観音の御詠歌は
「頼もしく 歩みを運べ 一言の 願いも捨てぬ 誓い今せば」です。
御朱印「北円堂」(限定)
北円堂の御朱印は、普段は非公開の北円堂が特別公開される期間のみ頒布されます。
北円堂の特別公開期間や詳細は下記記事にまとめています。
興福寺の御朱印の値段
各種類300円です。
↓興福寺中金堂が2018年10月20日から拝観可能
↓興福寺国宝館が2018年1月にリニューアルオープンしたので行ってきた
↓興福寺南円堂の四天王像が2018年の新国宝指定見込み!
興福寺の御朱印帳の情報
興福寺のオリジナル御朱印については下記の記事で紹介しています。
興福寺周辺のお寺や神社の御朱印情報
東大寺の御朱印
30種類以上の御朱印があります
春日大社の御朱印
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