奥多摩とは東京都西多摩郡奥多摩町を中心とし、周辺の山々を含む自然豊かな地域です。

山、川、湖、渓谷があり、それぞれに四季折々の風景が楽しめますが、中でも山々を彩る秋の紅葉は一際美しいと言われています。

奥多摩の紅葉情報を紹介。

奥多摩の紅葉の例年の見ごろはいつ?

奥多摩の紅葉は10月下旬ごろから色づき始め、11月上旬から11月下旬にかけて見ごろを迎えます。

(あくまでも目安です。)

奥多摩の主な紅葉樹はカエデ、コナラ、イチョウ、ケヤキ、サクラなどであり、様々な色合いの紅葉を楽しめるのが特徴です。

 

 

2019年現在の紅葉の色づき情報は?

現在の紅葉の色づき具合を知るならTwitterやInstagramで一般のユーザーが投稿した画像が参考になります。

 

ただし投稿されている画像が必ずしも最新のものとは限らないので、注意しなければなりません。

(今年の紅葉の画像ではなかったり、投稿の数日前に撮影された画像がアップされている可能性もある)

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Twitter「奥多摩 紅葉」の検索結果(画像付きのツイートのみ抜粋)

Instagram「#奥多摩」の検索結果

 

奥多摩の紅葉の見所

奥多摩湖

紅葉の見ごろは、10月下旬~11月中旬頃。

 

奥多摩湖は正式名称を小河内貯水池といい、多摩川を小河内ダムによって堰き止めて作った人造湖です。

水道専用貯水池としては日本最大級の規模を誇り、都民が利用する水の約2割を供給しています。

 

湖面に映える真っ赤な紅葉は見事の一言に尽き、湖の周りには遊歩道もあるため、紅葉を楽しみながら散策することができます。

 

また、もう一つの見所とは通称<ドラム缶橋>と呼ばれる浮橋。

昔は本物のドラム缶を繋いだだけだった事に由来する浮橋は「麦山浮橋」「留浦浮橋」の二本があり、特に麦山浮橋は360度囲むように紅葉を見る事のできる絶景ポイントです。

 

鳩ノ巣渓谷

紅葉の見ごろは、11月中旬~11月下旬頃。

 

多摩川の水流が秩父古生層を浸食してできた渓谷であり、約500mにもわたる巨岩や奇岩の連なりが特徴です。

 

紅葉の時期は一際美しい事で知られており、特に鳩ノ巣小橋と呼ばれる吊橋からの眺望は圧巻です。

遊歩道を辿って上流に向かうと、多摩川を堰き止めて作った白丸ダムがあり、魚が遡上する為の魚道を見学する事ができます。

 

日原渓谷

紅葉の見ごろは、11月上旬~11月中旬頃。

 

JR奥多摩駅からバスで30分程の距離にある日原渓谷には、手つかずの自然がたっぷりと残されており、山肌一面を染める紅葉は一見の価値があります。

 

また、関東随一と言われ、東京都指定天然記念物にも認定されている日原鍾乳洞では、何万年もの長きにわたって形成された大自然の神秘に触れる事ができます。

 

奥多摩の紅葉を堪能できるドライブコース

奥多摩湖の沿いを一周する全長約20kmの奥多摩周遊道路は、紅葉を楽しみながらドライブできるコースとして人気です。

 

中でも途中にある「月夜見第一駐車場」は標高933mの高さにあり、奥多摩湖や小河内ダムを眼下に望む事ができます。

山々の紅葉と静かな湖面のコントラストが楽しめる人気のスポットとなっています。

 

また、奥多摩周遊道路の起点にある「東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村」は、紅葉を楽しめるだけでなく、クラフトセンター、レストランなどが整備され、宿泊キャンプも楽しめる施設となっています。

 

魚のつかみどりや木工教室、陶芸など、様々なイベントが体験でき、紅葉シーズンには期間限定ではありますが秋まつりが開催されます。

 

奥多摩へのアクセス方法

電車での行き方

  • JR奥多摩駅からバスで20分、<奥多摩湖>バス停下車後徒歩すぐ

 

車での行き方

  • 圏央道<日の出IC>から国道411号線経由で40分

 

紅葉シーズンの混雑状況について

国道411号線経由で奥多摩湖へ向かう道はほぼ一本道のため、混雑は必至です。

混雑を少しでも緩和するのであれば、早朝から現地入りし、午前中には観光を済ませておくのが良いと思われます。

 

帰りの混雑については、14時半~15時頃に始まると言われています。

そのため、遅くとも14時には奥多摩湖を出発する事が渋滞回避のポイントになります。

 

 

奥多摩の紅葉は、遊歩道を散策したり、紅葉に囲まれながらドライブしたりと様々な楽しみ方があります。

また、奥多摩は奥多摩温泉、鶴の湯、麻葉の湯、松乃温泉という4種類の源泉を持つ温泉地でもあります。

紅葉見物と併せ、温泉に浸かって日々の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。