太刀洗の池(たちあらい)は、徳川家康の正室・築山殿が佐鳴湖畔(さなるこはん)で首をはねられた時に使用された太刀が洗われた池です。
現在は池が枯れて石碑だけが立っています。
目立ちにくいところにあるので地図と周辺の画像を用いて場所を紹介しています。
築山御前の太刀洗の池の場所はどこ?地図を掲載
Google Mapsによると住所(所在地)は静岡県浜松市中区佐鳴台5丁目6ー1。
近くに浜松市博物館があります。
太刀洗の池の前は目立ちにくい場所にありますが、目の前に浜松医療センターがあり、これが目印になります。
太刀洗の池は場所がわかりにくい!周辺の画像は?
太刀洗の池の前には、次の画像の浜松医療センターがあります。
浜松医療センターの道路を挟んだ向こう側に太刀洗の池があります。
上の画像が浜松医療センターの向かい側を撮影したものなんですが、一見すると何もないように見えます。
画像の矢印で示した場所に旗が立っていますが、そこに太刀洗の池の石碑があります。
石碑の隣に旗が立っていなければ、石碑の場所がわからなかったかも。
石碑のそばに、昭和33年頃に撮影されたとされる当時の石碑周辺の画像が掲示されていました。
現在は池は残っておらず、石碑だけが立っています。
説明書きによると、太刀洗の池は看板の南10mほどのところ(画像でいうと右側)にあったらしい。
池は約50平方mの大きさで、当時はこの辺り一帯が藪に覆われた場所だったそう。
現在はまったく面影がなく、駐車場があるだけです。
太刀洗の池は石碑があるだけなので、所要時間(滞在時間)は数分といったところでしょうか。
太刀洗の池から佐鳴湖までの行き方は?
太刀洗の池の石碑から佐鳴湖までの徒歩アクセスルートです。
太刀洗の池の石碑からそれほど遠くないところに佐鳴湖があります。
佐鳴湖までバスでアクセスすることもできますが、本数が少ないので徒歩で行く方がいいです。
太刀洗の池の石碑から佐鳴湖までの距離は約700m。
徒歩で10分程度あれば着きます。
西に進むだけなので道に迷うこともないでしょう。
浜松医療センターの前を西に進みます(画像でいうと左方向に進む)。
歩き続けると佐鳴湖の東岸に到着します。
画像は2月に撮影したものなんですが、太刀洗の池の石碑に立ち寄った後だと、冬の湖はいっそう寂しく感じられました。
湖の周辺は佐鳴湖公園として整備されていて、西岸の方はもっと明るい雰囲気みたいです。
時間があれば立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
太刀洗の池からそれほど遠くないところに築山御前のお墓があるお寺があります。