イケメン仏像京都偏!
当記事では以前掲載した奈良のイケメン仏像特集に続き、京都のイケメン仏像を紹介します。
京都1の男前仏像は誰だ?!
仏像イケメンランキング【京都版】
この東寺帝釈天は興福寺の阿修羅像と肩を並べるテッパンのイケメン仏像です。
東寺の講堂の立体曼陀羅は密教世界を描いた曼荼羅を3D化したもの。
憧れの帝釈天は、その左端にいらっしゃいます。
敢えて前に出ない控えめなところもカッコいい!
カッコよすぎて、端っこにいても目立ってますが(笑)
奈良編に続き、今回も1位の予想がつきそうなのでカウントアップ方式のランキング発表をします。
雲中供養菩薩は阿弥陀如来とともに、あの世に旅立つ人を極楽浄土の世界にいざないます。
しの間際に、イケメン仏像からお出迎えされるなんて…そんなことがあろうものなら、この世に未練なんてありません!(笑)
しかし、生前の行いがよくなければ、雲中供養菩薩がお出迎えに来ることはありません。
独り占めせずに、みんなで愛でましょう(笑)
雲中供養菩薩は52体存在しますが、その中でもひときわ目を引くのが北25号と称される彼です。
平等院で北25号を見かけた時は
キタニジュウゴゴー!キタ━━━(゚∀゚).━━━!!
と心の中が踊ります!(笑)
弥勒菩薩坐像は快慶の作品の中でもかなり最初期の仏像です。
その表情は安倍文殊院の文殊菩薩像と同様に理知的で、涼しいそうなお顔をしていらっしゃいます。
宝塔を両手で抱え、整然と座る姿からは気品が漂います。
源氏物語の主人公・光源氏をモデルになったともいわれる人物が源融(みなもとのとおる)です。
その源融をモデルにしたのが、この釈迦如来坐像であると巷では、ささやかれています。
その堂々たる体躯には余裕のオーラが漂っています(笑)
毎年、春と秋の一定期間のみしか会いに行けません。
京都市街地から離れた大原野にある願徳寺。
そこにいらっしゃるのが、この菩薩半跏像です。
はっきりとした目鼻立ちと中肉中背の体幹の正当派イケメンです。
お召物の着方が特徴的で、背面でクロスさせる着方をしています。
背中が色っぽいのですが、願徳寺に行っても背面を拝することはできません。
ここ願徳寺も、拝観者がそれほど頻繁に来るわけではないので、
ほぼ貸切状態でご対面することができるタイミングは多々あります。
ご住職から菩薩半跏像の説明をしていただける場合は、
暗い収蔵庫の内部で突如、ライトアップされた半跏菩薩があらわになるという粋な演出を見ることができます。
イケメン仏像の奈良編はこちら↑