千手観音の種類は清水型・真数・千手千足などたくさん


千手観音はその名の通り腕がたくさんある姿が印象的な仏です。

その特徴的な姿からマンガに登場することがあったり、千手観音ダンスが生み出されたりしていて、仏像やお寺にあまりなじみがない人の間でも広く知られています。

千手観音と一言でいってもいくつかの形式があり、それらの作例を紹介します。

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千手観音の代表的存在は国宝の7体

国宝の仏像(彫刻)は131件ですが、そのうち国宝の千手観音は7件です。

 

国宝に指定されている仏像は、比較的保存状態が良い場合が多く、美術的に美しい造形であることが多いです。

 

日本の千手観音の代表と言えるのが、国宝の千手観音です。

 

国宝の千手観音を所有するのは下記の寺院。

  • 興福寺(奈良市)
  • 広隆寺(京都市)
  • 道成寺(和歌山県日高郡日高川町)
  • 法性寺(京都市)
  • 三十三間堂(京都市)
  • 葛井寺(大阪府藤井寺市)
  • 唐招提寺(奈良市)

 

清水型千手観音

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京都の清水寺の千手観音は、2本の腕を頭の上にあげて手の平の上に阿弥陀如来の化仏をのせる特徴的な姿をしています。

 

清水寺以外にも同じように2本の腕を頭上にあげる千手観音は、日本の様々な寺院に存在していて、このタイプの千手観音を清水式型千手観音と呼びます。

 

清水型千手観音の作例。

  • 清水寺(京都市)
  • 雨森観音堂(滋賀県大津市)
  • 龍峰寺(神奈川県海老名市)
  • 鉄舟寺(静岡市)…など。

1000本の手を持つの真数千手観音

千手観音の名の通り本当に千本の手を持つ千手観音像の作例は稀です。

一般的に仏像彫刻の千手観音像は42本しか腕がありません。

 

しかし、実際に手の数が1000本の千手観音が存在し、1000本の手を持つ千手観音を真数千手と呼びます。

 

ここでは真数千手観音や42本よりも腕の数が多い千手観音の作例を紹介します。

  • 葛井寺(大阪府藤井寺市)
  • 唐招提寺(奈良市)
  • 寿宝寺(京都府京田辺市)
  • 妙楽寺(福井県小浜市)
  • 飯盛寺(福井県小浜市)
  • 達磨寺(奈良県王寺町)
  • 神照寺(滋賀県長浜市)…など。

 

 

脚が多い千手千足観音も存在する

千手千足観音という腕だけでなく、脚の数も多い珍しい形式の千手観音も存在します。

 

作例は「観音の里」として仏像マニアに親しまれている滋賀県の長浜市にあります。

  • 正妙寺(滋賀県長浜市)

 

千手観音をまとめていっぱい拝観したいなら京都三十三間堂へ

京都の三十三間堂は、たくさんの千手観音が祀られていることで知られています。

 

三十三間堂のお堂の中には1001体の千手観音立像と、中央に1体の大きな千手観音1体が安置されています。

 

金色に輝く千体の千手観音像が一堂に祀られている光景を見ると仏像に興味がない方も圧倒されますよ!

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