比叡山延暦寺の観光客向けのお得なきっぷは複数ありますが、そのなかに「比叡山延暦寺入山きっぷ」というものがあります。
このチケットを使ったら、使わない場合と比べてどのくらい安くなるのかを紹介しています。
この記事は、下記の記事を読んだ前提で書いています。
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比叡山延暦寺入山きっぷの発売場所はどこ?
比叡山延暦寺入山きっぷが販売されている場所は、出町柳駅です。
チケットの料金や販売期間は?
比叡山入山きっぷの料金は
- 大人:2,600円
※こども用はありません
販売されている期間は、3月の春分の日頃~12月第1週目の日曜日まで。
購入した当日しか使用できないので、事前購入はできません。
京都市側から比叡山に行く途中に「出町柳駅」で購入するというのが、一般的な購入のタイミングでしょうか。
チケットの有効区間は途中下車無効なので注意
チケットの有効区間は以下の通り。
- 叡山電車の出町柳駅~八瀬比叡山口駅の往復
- 叡山ケーブルの往復
- 叡山ロープウェイの往復
- 比叡山内シャトルバス・ドライブバス 比叡山頂~延暦寺バスセンターの往復
有効区間内は乗り降り自由ではなく、途中下車すると無効になるのでご注意ください。
比叡山延暦寺の拝観料も含まれている
比叡山延暦寺入山きっぷには、比叡山延暦寺(東塔・西塔・横川)の共通巡拝料金も含まれています。
国宝殿の拝観料は含まれていないので、拝観する場合は別途料金がかかります。
利用するといくらお得になる?
比叡山延暦寺入山きっぷを使用ない場合、
- 叡山電車の出町柳駅~八瀬比叡山口駅の往復
- 叡山ケーブルの往復
- 叡山ロープウェイの往復
- 比叡山内シャトルバス・ドライブバス 比叡山頂~延暦寺バスセンターの往復
の交通費と比叡山延暦寺(東塔・西塔・横川)の拝観料の合計は、3,240円です。
比叡山入山きっぷの料金は、大人2,600円なので、640円お得になります!
さらに比叡山内にある
- ガーデンミュージアム比叡の入園料割引
- 延暦寺会館の喫茶れいほうのドリンク割引
などの特典もあります。
比叡山延暦寺入山きっぷ使用時の注意点は?
注意すべきことは、
- 途中下車すると無効になること
- 比叡山内シャトルバスの有効区間が「比叡山頂バス停」から「延暦寺バスセンターバス停」までの往復のみであること
- 比叡山延暦寺の国宝殿の拝観料は別途必要であること(前述しましたがもう一度記載)
です。
途中下車といっても、叡山電車から叡山ケーブルに乗り換えるタイミングなら、周辺観光地を巡ることはできます。
たとえば、叡山電車「八瀬比叡山口駅」で下車してから、叡山ロープウェイ「ケーブル八瀬駅」に乗り換えるする前に、青もみじや紅葉の名所として人気の「瑠璃光院」に立ち寄ることはできるということです。
比叡山頂バス停は、ガーデンミュージアム比叡の近くにあるバス停で、叡山ロープウェイ「比叡山頂駅」から徒歩で行くことができます(というより徒歩で行くしかない)。
延暦寺バスセンターバス停は、比叡山延暦寺の東塔エリアの近くにあるバス停です。
比叡山内シャトルバスの有効区間が、この区間の往復だけということなので、区間外のバス停まで乗車する場合は、別途乗車料金の支払いが必要です。
叡山ロープウェイ「比叡山頂」バス停で下車して、歩いて「比叡山頂バス停」に到着
⇒ ここで比叡山内シャトルバスに乗車して「延暦寺バスセンターバス停」で降車
⇒ 東塔エリアを拝観
⇒ この後「比叡山頂バス停」までバスで戻って、ガーデンミュージアム比叡に行ったり、叡山ロープウェイで下山する
これだけならバスの追加料金はかかりません。
しかし、西塔エリアや横川エリアにも行くなら、比叡山延暦寺入山きっぷの有効区間外なので、バス料金が別途かかるということです。
※この記事では2018年10月現在の情報を掲載しており、最新情報を反映できているとは限りません
最新の情報は京阪電鉄の公式サイトでご確認ください。
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https://eizandensha.co.jp/good-value/
ほかの比叡山延暦寺のお得なきっぷ(割引券)を使うとどのくらい安くなる?
購入場所できる場所が少ないけど、おすすめなのが「比叡山1dayチケット」。
お得になる金額はこちらの記事で紹介しています。
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「世界遺産 比叡山延暦寺巡拝チケット」も乗車区間次第では「比叡山延暦寺入山きっぷ」を使用するよりお得になります。
お得になる金額はこちらの記事で紹介しています。
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