奈良公園と言えば、奈良観光の中心地です。
周囲には東大寺・春日大社・興福寺などの世界文化遺産をはじめとした京都よりも歴史の長い観光スポットがあります。
近鉄奈良駅から東大寺や春日大社に通じるメインストリート沿いに氷や枝垂れ桜で有名な氷室神社があります。
当記事では氷室神社で頂ける御朱印とオリジナル御朱印帳を紹介します。
奈良・氷室神社の御朱印授与所は?
氷室神社では社務所で御朱印を頂けます。
奈良国立博物館新館の前にある大通りを挟んだ向かい側に、上の画像の鳥居があります。
鳥居をくぐって進むと、石段の上に四脚門があります。
四脚門の左右には回廊がありますが、向かって右側の東回廊に授与所があります。
四脚門をくぐって右側を向くと、御朱印を頂ける社務所の受付が見えます。
氷室神社の開門時間
氷室神社の開門時間は時期によって異なります。
神社の開門時間と社務所の受付時間が同じとは限りませんが、参考までに掲載しておきます。
- 4月~10月:午前6時00分~午後6時00分
- 11月~3月:午前6時30分~午後5時30分
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氷室神社の御朱印の種類と料金は?
氷室神社の御朱印の種類
- 御朱印「氷室大神」
氷室神社には1種類の御朱印があります。
「氷室大神」と墨書きされる御朱印です。
値段は600円で、一般的な値段より高いですが、御朱印を御神札と同格の神符として取り扱うため600円以上を納めて頂くことにしているとのことです。
御朱印を頂く際に、書かれた御朱印の上で火打石によって火花を散らしてお祓いをして頂きます。
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氷室神社のオリジナル御朱印帳の値段とサイズは?
氷室神社の御朱印帳の種類
- 桜柄の御朱印帳(画像左側)
- 右舞の衣装柄の御朱印帳(画像右側)
氷室神社にはオリジナルの御朱印帳が2種類あります。
桜の柄と、右舞の衣装の柄です。
桜柄の御朱印帳
氷室神社の境内には大きな枝垂れ桜があり、毎年、桜の見頃の時期が来ると写真撮影の人気スポットになります。
桜柄が採用されているのは、この枝垂れ桜の存在によるものでしょう。
- サイズ:18cm×12cm
- 値段 :1200円
右舞の衣装柄の御朱印帳
右舞(うまい)とは、朝鮮半島(高麗)を経由して伝来した舞楽のことです。
中国(唐)を経由して伝来した左舞(さまい)という舞楽もあります。
右舞と左舞の舞人(まいにん)の衣装の色彩は異なり、右舞の舞人は緑青系統の装束を着るのに対し、左舞の舞人は赤系統の装束を着ます。
右舞の衣装の柄がモチーフになった御朱印帳ということで緑色なのです。
- サイズ:18cm×12cm
- 値段 :1200円
オリジナル以外の御朱印帳はありませんでした。
氷室神社というと氷のイメージが強いので、氷柄の御朱印帳があってもよさそうですがないのですね。