京都の清水寺には縁結びや恋愛運を占える「恋占いの石」と呼ばれる2つの石があります。
2つの石の間を渡ることで、恋愛成就の願掛けをすることができ、若い女性を中心に人気のスポットとなっています。
当記事では石がある場所と、願掛けの方法・意味を紹介します。
恋占いの石がある場所は地主神社
「恋占いの石」がある場所は、正確には清水寺ではなく、清水寺の境内北側にある地主神社(じしゅじんじゃ)です。
上の図の黄色の四角で囲んだ場所が地主神社です。
地主神社には、清水寺の境内からしか行けないので、まずは清水寺を目指すことになります。
恋占い(願掛け)の方法とご利益は?
恋占いの石は、地主神社の本殿の前に2つあります。
2つの石の間隔は10メートル程度で、上の画像の2つの赤丸の位置にあります。
恋占いをする時は、片方の石からもう片方の石(上の画像の石)まで目を閉じて歩きます。
まっすく歩けばいいだけですが、目を閉じながら歩くので、右か左に大きく逸れてもう片方の石にたどり着けない場合もあります。
一度で辿り着けなければ二度、三度と繰り返しチャレンジしても構いません。
一緒に参拝した人に、進む方向をアドバイスしてもらいながら歩いても良いです。
辿り着くまでの回数や、アドバイスを受けたかどうかで、恋が成就するまでの早さや過程が変わります。
一度で辿り着けたなら、恋愛成就までの時間は短いとされています。
二度、三度と辿り着けるまでの回数が増えるほど、恋愛成就までの時間が長くなります。
人からアドバイスを受けて石に辿り着いた場合は、人の力を借りて恋が成就すると言われています。
恋占いの石の注意点
恋占いの石の願掛けは、参拝者が各自で行うものなので予約など不要ですが、地主神社にはたくさんの人が訪れます。
さらに石がある場所は、本殿やお守りを販売している参集殿の間なので、上の画像のように他の参拝者が2つの石の直線上を通るタイミングが多々あります。
境内が混雑している時は、目を閉じて一人で恋占いの願掛けすると、他の参拝者にぶつかりそうで気が引けるかもしれません。
また、先に願掛けをしている人がいれば、待ち時間が発生しますし、
自分の番が来ても、後に来た人が待っている場合は、何度もチャレンジすることを遠慮してしまうでしょう。
なるべく空いている時間や時期に参拝することをおすすめします。
地主神社の参拝時間は、午前9時00分~午後5時00分です。
午前9時00分に近い早めの時間に参拝する方が良いです。
遅めの時間にするなら午後3時30分以降が良いですが、清水寺の閉門時間は早い時期でも午後6時00分で地主神社より遅いため、夕方でも境内に多くの人がいる場合もあります。
まとめ
- 目を閉じて石から石まで進む
- 一度目で辿り着ければ早めに恋が叶う
- 二・三度再挑戦しても良いが、回数を重ねるほど恋愛成就までの時間が長くなる
- 人からアドバイスをもらった場合は、人の助けを得て恋愛成就する