東福寺は京都市東山区にある臨済宗東福寺派大本山の寺院です。
1236年に創建され、国宝の三門をはじめ多数の重要文化財を有するこのお寺は、京都における紅葉の名所としても知られています。
東福寺の紅葉情報を紹介します。
東福寺の紅葉の種類(品種)は?
東福寺のもみじは、
- イロハモミジ
- モミジ
- トウカエデ
- ヤマモミジ
などの種類であり、約2000本ものもみじが境内を彩ります。
本堂と開山堂を繋ぐ通天橋の下を流れる川沿いにそれらは植えられており、洗玉澗という渓谷を形成しています。
通天橋の中ほどにある張り出し舞台からそれらの紅葉を眺めると、まるで紅の雲海の只中に立っているかのような景観が堪能できます。
東福寺の紅葉の例年の見ごろはいつ?
東福寺の紅葉は例年11月中旬から下旬ごろに見頃を迎えます。
(あくまでも目安です。)
2019年現在の紅葉の色づき情報は?
紅葉の色づき具合は、東福寺の公式サイトで確認できます。
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現在の紅葉の色づき具合を知るならTwitterやInstagramで一般のユーザーが投稿した画像も参考になります。
ただし投稿されている画像が必ずしも最新のものとは限らないので、注意しなければなりません。
(今年の紅葉の画像ではなかったり、投稿の数日前に撮影された画像がアップされている可能性もある)
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Twitter「東福寺 紅葉」の検索結果(画像付きのツイートのみ抜粋)
東福寺の拝観情報
拝観時間
- 4月~10月末まで:9時~16時
- 11月~12月第1日曜日まで:8時半~16時半
- 12月第1日曜日~3月末まで:9時~15時半
※受付終了は閉門の30分前
拝観料
- 通天橋・開山堂・・大人400円、小中学生300円
- 東福寺本坊庭園・・大人400円、小中学生300円
東福寺までのアクセス方法
電車の行き方
- JR奈良線 または 京阪本線「東福寺駅」から徒歩10分
バスの行き方
- JR京都駅から市バス202・207・208系統のいずれかで「東福寺」バス停下車 ⇒ 徒歩10分
車の行き方と駐車場情報
- 名神高速京都東ICから30分
- 名神高速京都南ICから30分
- 阪神高速8号京都線鴨川東ICからすぐ
※東福寺に駐車場はありますが、秋の拝観期間中は駐車場が閉鎖されていて駐車は出来ません。
近隣に大型駐車場もないため、公共機関の利用をお勧めします。
紅葉シーズンの東福寺の混雑状況は?
紅葉の見ごろを迎える11月には、東福寺の年間参拝者の半分に当たる約40万人が訪れるとも言われています。
シーズン中は平日であったとしても2時間待ちという場合もあり、11月中旬から下旬にかけての土日は大混雑が必至です。
特に紅葉見物に最も人気のある通天橋は有料のため、観覧受付で更に混雑の列が長くなります。
紅葉シーズンである11月は通常より30分早い8時半に開門されますので、開門時を狙うのがお勧めです。
※11月中旬から下旬にかけては大勢の観光客が訪れるため、2016年より事故防止の観点から通天橋、臥雲橋上での写真撮影は禁止されています。
東福寺周辺の見所
紅葉の名所として名を馳せる東福寺ですが、その周辺にも紅葉の見所は沢山あります。
光明院
光明院は東福寺の塔頭寺院の一つで、「波心の庭」と呼ばれる苔と紅葉のコントラストが
美しい庭園が見所です。
紅葉の見頃は、11月中旬から12月上旬となっています。
雲龍院
泉涌寺の塔頭寺院の一つで、客殿から眺める庭園の紅葉風景が絶景です。
「悟りの窓」と呼ばれる丸窓からの紅葉も風情があり、夜間特別拝観時期にはライトアップも施され、幻想的な雰囲気を楽しめます。
拝観料は中学生以上400円、小学生以下無料。
紅葉の見頃は11月中旬から12月上旬となっています。
泉涌寺
昔から皇室にゆかりがあり、「御寺(みてら)」とも呼ばれています。
美人祈願として有名な「楊貴妃観音」が女性に人気であり、紅葉の美しい御座所庭園も見所です。
紅葉の見頃は11月中旬から11月下旬。
拝観料として大人500円、小中学生300円必要です。