京都・知恩院の御朱印と御詠歌の種類を紹介します。
知恩院では2015年、2016年にはその1年間限定の御朱印が頒布されたましたが、2017年も新たに頒布された御朱印がありますので、画像付きで掲載しています。
また、御朱印授与所の場所や受付時間も画像を用いながら説明しています。
京都・知恩院の御朱印・御詠歌の種類と値段は?
知恩院の御朱印の種類
- 法然上人二十五霊場の第25番札所の御朱印「法然上人」
- 法然上人二十五霊場の第25番札所の御詠歌
- 勢至堂の御朱印「勢至菩薩」
- 三門の御朱印「宝冠釈迦如来」(期間限定)
- 濡髪祠の御朱印「濡髪大明神」(期間限定)
御朱印・御詠歌の値段は各種類300円です。
法然上人二十五霊場の第25番札所の御朱印の画像
知恩院は法然上人二十五霊場の第25番札所です。
右上の肩印の字は「圓光大師廿五霊場第廿五霊場」ですが、圓光大師とは法然の大師号です。
大師号とは、朝廷から徳の高い高僧に贈られる名のこと。
大師号で有名なのは天台宗の開祖・最澄の伝教大師や真言宗の開祖・空海の弘法大師ですね。
期間限定ではなくて、いつでも頂ける御朱印です。
法然上人二十五霊場の第25番札所の御詠歌の画像
法然上人二十五霊場の第25番札所の御詠歌は
「草も木も 枯れたる野辺に ただひとり 松のみ残る 弥陀の本願」 です。
期間限定ではなくて、いつでも頂ける御詠歌です。
勢至堂の御朱印の画像
知恩院勢至堂の本尊・勢至菩薩の御朱印です。
期間限定ではなくて、いつでも頂ける御朱印です。
期間限定の三門の御朱印
知恩院三門の御朱印です。
御朱印中央の墨書きは「宝冠釈迦如来」です。
宝冠釈迦如来は三門の本尊で、三門の楼上に祀られています。
三門は通常非公開ですが、期間限定の特別拝観時は三門の楼上に上ることができます。
「宝冠釈迦如来」の御朱印は、三門の特別拝観期間にのみ頂けます。
三門の特別拝観は毎年実施されていますし、特別拝観の期間も1週間はあるので、頂ける機会が少ない御朱印ではありません。
次回の知恩院三門の特別公開の日時は、2017年(平成29年)11月1日(水)~11月12日(日)の午前9時30分から午後4時00分(受付終了)です。
期間限定の濡髪祠の御朱印の画像
2017年に新たに頒布された期間限定の御朱印です。
2017年5月1日(月)~11月25日(土)の期間限定で頂けます。
濡髪祠は勢至堂の脇からさらに奥に進んだところにある知恩院境内の神社で、縁結びにご利益がある「濡髪大明神」を祀っています。
濡髪大明神はキツネなので、御朱印にはキツネの印が押されています。
御朱印帳に直接書いて頂くタイプではなく、あらかじめピンク色の紙に書かれた書き置きタイプしかない御朱印です。
2018年も2017年と同じ期間に頒布予定だとか。
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知恩院の御朱印授与所の場所はどこ?
知恩院の御朱印授与所は男坂と女坂の上にあります。
知恩院参拝者の参拝入口である三門からの行き方を画像を用いて紹介します。
参拝者はまず知恩院の大きな三門を通ります。
三門の先には「男坂」と呼ばれる急な石段があります。
男坂を上りきった先の左側に御朱印授与所があります。
男坂の隣には、傾斜の緩やかな女坂という石段もあります。
画像の黄色の矢印で示した石段が女坂。
女坂を上って左側に行くと、男坂の頂上と合流します。
体力や足の調子次第では、女坂を上ると良いでしょう。
男坂・女坂の頂上から左側へ進むと「朱印所」と書かれた看板が立つ御朱印授与所があります。
この朱印所で知恩院の御朱印全種類を頂けます。
朱印所には、知恩院のオリジナル御朱印帳やオリジナル御朱印帳袋もあります。
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知恩院の御朱印の受付時間は?
御朱印の受付時間は、午前9時00分~午後4時00分です。
知恩院の閉門時間は午後4時30分で、閉門の10分前ぐらいになると、境内出口(三門)の方に向かうようにお寺の方から言われます。
私が参拝した時は閉門時間の直前になっても朱印所が開いていました。
まだ境内に参拝者がいたからでしょうか。
午後4時00分以降の参拝者の人数次第では、午後4時になった時点で朱印所が閉じられる可能性がありますので、参拝の時間も含めて午後3時30分までには知恩院境内に到着する方が無難でしょう。
清水寺の御朱印の受付時間や場所は?御詠歌や限定の種類もある?
知恩院からそれほど遠くない清水寺も合わせて参拝するのも良いでしょう。