蹴上インクラインは、京都にある桜の名所のひとつ。
桜の開花状況や見頃時期などを紹介。
最寄り駅の蹴上駅から蹴上インクラインまでの行き方や、蹴上インクラインから南禅寺にある水路閣への行き方も桜の画像とともに掲載しています。
京都・蹴上インクラインの桜の見ごろ時期はいつ?
蹴上インクラインの桜が開花するのは例年3月下旬。
見ごろの目安は4月上旬。
今現在の蹴上インクラインの桜の開花情報は?何分咲き?
今現在の蹴上インクラインの桜の開花状況を掲載しているサイトはあります。
蹴上インクラインへの行き方と桜の画像
蹴上インクラインへの最寄り駅は京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」です。
蹴上インクラインの入口はいくつかありますが、おすすめは「ねじりまんぽ」と呼ばれる蹴上トンネルのところから行く方法。
蹴上トンネルへは蹴上駅から徒歩ですぐにアクセスできます。
(この記事の桜の画像は2018年のもの。)
ここでは、
- 蹴上インクラインの桜の画像
- 「蹴上トンネル」⇒「蹴上インクライン」⇒「琵琶湖疏水記念館前の噴水」までのアクセスルート画像
- 「蹴上トンネル」⇒(蹴上発電所水槽見張所を経由して)「南禅寺の水路閣」までのアクセスルート画像
を掲載しています。
まずは、アクセスルートの地図を掲載します。
蹴上インクラインの桜の花見ルートマップ
青色:A地点「蹴上駅」 ⇒ B地点「ねじりまんぽ(蹴上トンネル)」のアクセスルート
赤色:「ねじりまんぽ」⇒「蹴上インクライン」⇒「琵琶湖疏水記念館前の噴水」の花見ルート
黄色:「ねじりまんぽ」⇒「蹴上発電所水槽見張所」⇒「南禅寺の水路閣」のアクセスルート
紫色:蹴上インクラインから徒歩で行ける周辺の桜の名所「岡崎疎水の桜回廊」「平安神宮」「円山公園のしだれ桜」「哲学の道」
地図に上記のルートとスポットを載せています。
地図左上のマークを押して出てくるチェックボックスのON/OFFを切り替えると、必要なルートだけ表示させることができます。
蹴上インクラインへのアクセスや桜の画像など
「ねじりまんぽ(蹴上トンネル)」を通って「蹴上インクライン」へ行き、そこから「琵琶湖疏水記念館前の噴水」のところまでの桜を観賞したので、画像を載せています。
また、「蹴上トンネル」から「南禅寺の水路閣」までの画像も掲載。
蹴上インクラインへ行くには、はじめに蹴上駅の近くにある「ねじりまんぽ(蹴上トンネル)」を通ります。
ねじりまんぽのレンガは、地面と水平ではなく斜めに積み上げられていて、これは耐震性を高めるためだそうです。
斜めに積み上げられた結果、内部のレンガが螺旋を描くようにねじれてみえます。
レンガの渦に引き込まれそうな感じやレトロな雰囲気がステキなので、桜とは関係ありませんが、ここもおすすめの撮影スポット。
観桜期は特にトンネルを通る人が多いので、早朝じゃないと人が写り込まないように撮影するのは難しいかもしれません。
この蹴上トンネルを抜けてまっすぐ進むと南禅寺境内へ着きますが、蹴上インクラインに行くなら出口を出てすぐに右折してください。
出口のそばには緩やかな上り坂があり、ここを進むとトンネルの上にある蹴上インクラインの線路跡に着きます。
観桜期の蹴上インクラインは桜がきれいですが、人気スポットなので観光客が多いです。
撮影したのは休日の午後3時30分頃なので、混雑しています。
人が写らないように撮影するなら、やはり早朝に行く必要がありそうです。
「インクライン」とは傾斜鉄道のことで、傾斜のある土地で貨物を運搬するための機械やレールを指示します。
蹴上インクラインは、明治時代の中頃~昭和時代のはじめ頃まで実運用されていた「船」を運ぶための線路を含む鉄道設備です。
当時、京都と滋賀県・大津の間で船を利用して、荷物を運搬しており、琵琶湖疏水を使って行き来をしていました。
ですが、落差の大きな場所では船では自力で移動できないので、レールを敷いて台車に乗せた船を線路で運んでいました。
ということで、蹴上インクラインは傾斜があります。
蹴上駅の方から琵琶湖疏水記念館の方へ向かって下り坂になっています。
琵琶湖疏水記念館の方へ向かうと、途中で船を乗せた台車があります。
台車のあるところからしばらく進んで撮影したのが上の画像。
はじめは蹴上トンネルより高い位置にいたのに、画像左端に見える道路とインクラインの線路跡の高さが同じくらいになっていることから、かなり下ってきたことがわかります。
さらに進むと、周囲の地面より低い位置になり、その先には噴水があります。
この噴水があるのは琵琶湖疏水記念館の前。
噴水の前からは、岡崎疎水の桜も見えます。
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ここから、琵琶湖疏水記念館を見学するのも良いですし、岡崎公園・平安神宮を巡るのも良いですが、南禅寺の境内へ向かうことにしました。
来た道を引き返します。
画像上に見える橋の上から線路跡を見下ろしたのが次の画像。
蹴上トンネルのところから下ってきた線路跡をそのまま上っていくのも良いですが、線路跡の横にある道を通ることにしました。
蹴上駅の方へ戻ります。
同じ画像になりますが、蹴上トンネル(ねじりまんぽ)をもう一度通って、蹴上インクライン入口へ向かいました。
そして、この坂を再び上ります。
さきほどは、線路の上の方まで登りきりませんでしたが、上っていくと南禅寺の水路閣の方へ向かうことができます。
(南禅寺境内へは蹴上トンネルを抜けて直進して行くこともできます。)
線路跡の上の方まで上ってきました。
周辺を散策すると、ここにもインクラインの台車と船が安置されていました。
そばには桜の木もあります。
蹴上発電所水槽見張所のそばを通って南禅寺の水路閣へ向かいます。
道なりに進んでいきます。
はじめてこの道を通って南禅寺へ向かったので、少し不安でしたが同じ方向に進む観光客がいたので、その流れに従って進みました。
ついに水路閣が見えました。
水路閣の脚の部分をくぐると南禅寺の境内です。
脚の下は人気の写真撮影スポット。
南禅寺も桜の名所として人気なので、蹴上インクラインと合わせて巡るのもおすすめです。
蹴上インクライン周辺の桜の名所
蹴上インクライン周辺の桜の名所は「南禅寺」「哲学の道」「平安神宮」「円山公園のしだれ桜」など。
▼各スポットの詳細は下記にて記載しています。
▼京都の桜の名所の一覧
最後まで読んでくださりありがとうございました。