南禅寺は境内にあるレトロな水路閣が人気の観光スポット。
桜の木がたくさんあるので、春の南禅寺はいつもより多くの観光客が訪れます。
南禅寺の桜の見ごろの時期や拝観所要時間などを紹介します。
▼京都の桜のおすすめスポットランキング
京都・南禅寺の桜の見頃の時期はいつ?
南禅寺の桜の花が咲き始めるのが例年3月下旬以降。
桜の見頃は例年4月上旬です。
今現在の南禅寺の桜の開花情報は?何分咲き?
今現在の南禅寺の桜の開花状況を掲載しているサイトはたくさんあります。
複数のサイトを確認する方が安心かも。
桜の時期の南禅寺の拝観情報は?夜間拝観・ライトアップはない
桜の見ごろの時期に合わせて、夜にライトアップを実施する神社やお寺もありますが、南禅寺ではライトアップはありません。
南禅寺で拝観が有料なのは方丈庭園・三門の楼上・南禅院の3ヶ所です。
上記の3ヶ所は拝観時間外は拝観できませんが、それ以外のところ(三門の周囲・法堂の周囲・水路閣など)は無料かつ自由に立ち入ることができます。
方丈庭園の拝観では、縁側から枯山水庭園と眺めたり、屋内にある襖絵を見ることができます。
夕方の拝観受付終了後に撮影した画像なので、赤枠で囲んだ扉が閉まっていますが、拝観を受け付けている時間帯はここから入って方丈庭園を拝観します。
(この記事では、南禅寺に複数回参拝して撮影した画像が混在しています。
お昼頃に撮影したものもあれば、別の年の夕方に再訪して撮影したものもあります。)
三門の拝観では、門の楼上に登って景色を眺めたり、楼上に祀られている仏像を拝むことができます。
南禅院は南禅寺の発祥の地とされる場所で、庭園を散策することができます。
桜を楽しむことが目的なら無料エリアだけでも十分です。
南禅寺三門は「絶景かな!、絶景かな!」の名セリフで知られる場所
歌舞伎の「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」の中で石川五右衛門の「絶景かな!絶景かな!」というセリフがあります。
これは南禅寺三門から満開の桜の景色を愛でて言ったもの。
三門の下を通ったり、周辺を散策するのは無料ですが、楼上に登るのは有料です。
南禅寺三門の楼上からは、境内の桜を眺めることができます。
先述の通り、無料エリアの拝観だけでも境内の桜を地上から楽しめますので、お好みで三門の拝観を検討すると良いでしょう。
楼上から西側を見た様子。
向かって右側が岡崎公園方面です。
左側は円山公園や知恩院がある方向。
三門の先にある南禅寺の法堂。
ここは無料で参拝できます。
法堂の参拝は、正面扉の外側から中に祀られている仏像を拝むようにします。
内部に立ち入ることはできません。
法堂の周囲にも桜があります。
水路閣は人気の写真撮影スポット
南禅寺境内にある水路閣は、レトロな雰囲気が映える人気の写真撮影スポット。
水路閣の周囲も無料で散策できます。
観桜期でももの凄く混雑することはありませんが、南禅寺及び水路閣は人気観光スポットということもあって参拝者はちらほらいます。
水路閣の脚の下がおすすめ撮影ポイントです。
水路閣の下で写真撮影をしている人が多いので、観桜期に人が入らないように撮影するのは早朝のような空いている時間帯でなければ難しそうです。
拝観時間【方丈庭園・三門楼上・南禅院】
- 3月1日~11月30日 :午前8時40分~午後5時00分(受付終了は午後4時40分)
- 12月1日~2月末日 :午前8時40分~午後4時30分(受付終了は午後4時10分)
拝観料金【方丈庭園・三門楼上・南禅院】
方丈庭園の拝観料(個人料金)
- 大人 :500円
- 高校生:400円
- 小中生:300円
三門の拝観料(個人料金)
- 大人 :500円
- 高校生:400円
- 小中生:300円
南禅院の拝観料(個人料金)
- 大人 :300円
- 高校生:250円
- 小中生:150円
方丈庭園の拝観料(団体料金)
- 大人 :400円
- 高校生:350円
- 小中生:250円
三門の拝観料(団体料金)
- 大人 :400円
- 高校生:350円
- 小中生:250円
南禅院の拝観料(団体料金)
- 大人 :250円
- 高校生:150円
- 小中生:100円
※団体割引は30名以上で適用されます
▼京都の桜のライトアップが実施される観光スポット一覧
桜の時期の南禅寺の拝観所要時間の目安と混雑は?
南禅寺の拝観所要時間は、どこを拝観するかによって変わります。
南禅寺の拝観所要時間の目安
- 水路閣など境内の所要時間:20分
- 三門の所要時間 :15分
- 方丈庭園の所要時間 :20分
- 南禅院の所要時間 :20分
例年桜の時期の南禅寺は普段以上に多くの観光客が訪れます。
それでも境内が広いので、京都の他の桜の名所に比べれば、混雑が気になりにくい方だと思います。
なるべく人混みを避けたいなら朝早い時間帯に行く方が良いでしょう。
南禅寺に駐車場はありますし、周辺にも駐車場は複数あります。
ですが、桜の時期の京都は大渋滞しますし、南禅寺近辺も混みむので、車での移動はおすすめしません。
道路が渋滞するので路線バスの利用も同様にすすめません。
南禅寺の最寄り駅は、京都市営地下鉄東西線の蹴上駅です。
駅から境内まではそれほどの距離ではないので、電車でアクセスすることをおすすめします。
タクシー乗り場は南禅寺中門の近くにある
南禅寺のタクシー乗り場は、中門の近くにあります。
中門は画像右側に写っている門です。
タクシー乗り場は画像左側の赤枠部分です。
撮影したのは、観桜期の休日17時頃ですが、タクシー待ちをしている人が10人前後います。
南禅寺境内マップ
- 無料で拝観できるところ :橙色のマップピン(水路閣・法堂)
- 有料で拝観するところ :青色のマップピン(方丈庭園・三門・南禅院)
- 最寄り駅・タクシー乗り場:黄色のマップピン(蹴上駅・中門)
南禅寺周辺の桜の名所
南禅寺周辺の桜の名所は「蹴上インクライン」「哲学の道」「平安神宮」「円山公園のしだれ桜」など。
▼各スポットの詳細は下記にて記載しています。
▼京都の桜の名所の一覧
最後まで読んでくださりありがとうございました。