東寺の境内のアイキャッチ画像

京都の東寺(教王護国寺)は京都でいただける御朱印・御詠歌の数は全部で10以上もあります。

東寺でいただける御朱印の種類や受付時間などを紹介。

受付場所は境内案内図で示しています。

3種類の御朱印しかいただけないこともあるので、全部まとめて拝受したい場合は注意。




京都・東寺(教王護国寺)の御朱印の種類一覧!夜間ライトアップ拝観の限定もあり

東寺の境内
東寺の境内

東寺の御朱印・御詠歌の種類一覧

  1. 「不動明王」の御朱印
  2. 「八幡大菩薩」の御朱印
  3. 「虚空蔵菩薩」の御朱印
  4. 「大日如来」の御朱印(京都十三佛霊場 第12番札所)
  5. 「毘沙門天」の御朱印(都七福神)
  6. 「薬師如来」の御朱印(京都十二薬師霊場 第2番札所)
  7. 「十一面観音」の御朱印(洛陽三十三所観音霊場 第23番札所)
  8. 「愛染明王」の御朱印(西国愛染十七霊場 第8番札所)
  9. 「弘法大師」の御朱印(真言宗十八本山 第9番札所)
  10. 真言宗十八本山 第9番札所の御詠歌
  11. 「梵天」の御朱印【夜間拝観の特別御朱印帳購入者限定】
  12. 「帝釈天」の御朱印【夜間拝観の特別御朱印帳購入者限定】

※上記以外の種類がある可能性もありますし、最新の情報と異なる可能性もあるので、参考程度にご覧ください

 

御朱印の値段は各種類300円。(特別御朱印帳限定の御朱印以外)

 

「不動明王」の御朱印

「不動明王」の御朱印

 

御影堂で祀られる「不動明王」の御朱印。

 

「八幡大菩薩」の御朱印

「八幡大菩薩」の御朱印

 

東寺の境内にある鎮守八幡宮で祀られる「八幡大菩薩」(八幡神)の御朱印。

 

「虚空蔵菩薩」の御朱印

「虚空蔵菩薩」の御朱印

 

観智院は真言宗の勧学院(大学の研究室のような場所)。

本尊は五大虚空蔵菩薩で、その「虚空蔵菩薩」の御朱印です。

 

「大日如来」の御朱印(京都十三佛霊場第12番札所)

「大日如来」の御朱印

 

京都十三佛霊場第12番札所の御朱印。

札所の本尊は「大日如来」。

大日如来は、東寺の講堂の立体曼荼羅の中央に安置されています。

 

「毘沙門天」の御朱印(都七福神)

 

都七福神の御朱印。

東寺の「毘沙門天」は、毘沙門堂に安置されており、都七福神の毘沙門天でもあります。

 

「薬師如来」の御朱印(京都十二薬師霊場 第2番札所)

「薬師如来」の御朱印

 

京都十二薬師霊場の第2番札所の御朱印。

札所の本尊は「薬師如来」。

東寺の薬師如来は、金堂の本尊で、東寺の本尊でもあります。

 

「十一面観音」の御朱印(洛陽三十三所観音霊場 第23番札所)

「十一面観音」の御朱印

 

洛陽三十三所観音霊場の第23番札所の御朱印。

札所の本尊は「十一面観音」。

東寺の十一面観音は、食堂の本尊でもあります。

 

「愛染明王」の御朱印(西国愛染十七霊場 第8番札所)

「愛染明王」の御朱印

 

西国愛染十七霊場の第8番札所の御朱印。

札所の本尊は、東寺の毘沙門堂で祀られている「愛染明王」。

 

「弘法大師」の御朱印(真言宗十八本山 第9番札所)

「弘法大師」の御朱印

 

真言宗十八本山の第9番札所の御朱印。

東寺は東寺真言宗という宗派の総本山。

真言宗の開祖「弘法大師」の御朱印が頒布されています。

 

真言宗十八本山 第9番札所の御詠歌

真言宗十八本山の第9番札所の御詠歌。

御詠歌の内容は「空海の心の中に咲く花は 弥陀より外に知る人はなし」です。

 

「信仰により咲ける霊性の花は、弥陀より外に知る人はない」という意味だそう。

 

「梵天」の御朱印【夜間拝観の特別御朱印帳購入者限定】

「帝釈天」の御朱印【夜間拝観の特別御朱印帳購入者限定】

「梵天」「帝釈天」の御朱印

 

東寺では、2017年の紅葉の時期のライトアップが行われました。

ライトアップ期間に夜間拝観限定の御朱印帳が頒布され、限定御朱印帳にはあらかじめ「梵天」「帝釈天」の御朱印が書かれていました。

 

東寺の梵天と帝釈天は、それぞれ講堂の立体曼荼羅の両端に配置されています。

 

東寺の梵天像はガチョウに乗っているため、御朱印の肩印はガチョウ。

同様に帝釈天像は象に乗っているため、肩印は象です。

 

梵天と帝釈天は、対になる関係ですが、それぞれの御朱印の中央に押されている梵字の印も「金」「銀」で対になっています。

 

東寺の御朱印をいただける場所はどこ?地図を掲載

東寺の御朱印をいただける場所は、食堂(じきどう)の内部にあります。

(限定以外の)東寺の全種類の御朱印が通年、食堂でいただけます。

 

東寺(教王護国寺)の境内案内図
東寺(教王護国寺)の境内案内図

(クリックすると、画像を拡大できます)

 

東寺の食堂(側面)
東寺の食堂(側面)

東寺の金堂や講堂、観智院は有料エリアにありますが、食堂は拝観無料エリアにあります。

 

東寺の御朱印の受付時間は何時から何時まで?

東寺の御朱印の受付時間は明記されていません。

参考までに開門時間と拝観時間を記載します。

 

 

開門~閉門時間

  • 午前5時00分~午後5時00分

 

拝観時間

  • 金堂・講堂  :午前8時00分〜午後5時00分(受付終了は午後4時30分)
  • 宝物館・観智院:午前9時00分〜午後5時00分(受付終了は午後4時30分)

 

お寺の御朱印受付場所は、拝観時間に準じる場合が多いです。

東寺の場合、短くとも午前9時00分から受付終了時間の午後4時30分までは御朱印をいただけそうです。

(あくまで推測。もしかしたら金堂・講堂に合わせて午前8時00分から開始かも。)

 

 

東寺では全部まとめて御朱印をいただけない?おすすめはどれ?

前述の通り、東寺の御朱印は通常のものだと9種類あります。(それとは別に御詠歌が1種類)

ですが、基本的に同日にまとめていただけるのが3種類まで。

空いている時は、4種類以上いただける時もあるようです。

 

↑混雑していたため、いただけたのは3種類だけだったとのこと。

 

一方、9種類まとめていただける場合もあります。

 

 

混雑状況や御朱印の書き手の価値観・判断によって、3種類だけの場合もあれば、それ以上の数をいただけることもあるのかもしれません。

まとめて御朱印をいただきたい場合は、混雑する時期を避ける方がいいでしょう。

 

4種類以上まとめていただくつもりの場合でも、3種類しかいただけない場合のことを考えて、予めいただく御朱印を決めておく方がいいかもしれません。

 

どれを拝受するかは、お好みで決めたらいいです。

 

もし、迷うなら

  1. 「弘法大師」の御朱印
  2. 「薬師如来」の御朱印
  3. 「大日如来」の御朱印

をおすすめします。

 

「弘法大師」はSNSでアップされている数が最も多い御朱印です。

1種類だけいただく人は、この種類を書いてもらうことになるからだと思われます。

 

「薬師如来」は、東寺の本尊です。

1種類だけ御朱印をいただく場合、お寺の本尊の御朱印を拝受することが多いので(東寺の場合、「弘法大師」の方が多いけど)、「薬師如来」の御朱印をおすすめします。

 

「大日如来」は密教で重視される仏であり、講堂の立体曼荼羅でも中央に配置されています。

御影堂や金堂なども重要なお堂ですが、一般の参拝者にとって、講堂は目立つお堂なので、講堂の本尊である「大日如来」の御朱印をいただくのもおすすめです。