東大寺法華堂(三月堂)の仏像配置と一覧は?図で安置場所を説明

東大寺法華堂(三月堂)の仏像配置図

東大寺法華堂(三月堂)では奈良時代の国宝指定されている仏像が多数安置されています。

像高が人を上回る巨大な像ばかりで、大きな像がたくさん祀られている堂内は見ごたえがあります。

法華堂に安置されている仏像の配置を図で説明します。

さらに日光菩薩や月光菩薩が法華堂に安置されていた頃の仏像配置図も掲載しています。

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東大寺法華堂(三月堂)の仏像一覧は?堂内は国宝彫刻だらけ

東大寺法華堂(三月堂)

東大寺法華堂(三月堂)

東大寺法華堂(三月堂)の仏像一覧

  • 脱活乾漆造不空羂索観音菩薩立像 1躯(国宝)
  • 脱活乾漆造梵天・帝釈天立像 2躯(国宝)
  • 脱活乾漆造四天王立像 4躯(国宝)
  • 脱活乾漆造金剛力士立像 2躯(国宝)
  • 塑造執金剛神立像 1躯(国宝)

法華堂に安置される仏像は10躯で、すべて国宝指定されています。

執金剛神立像のみ秘仏で、御開帳される日以外は非公開です。

 

執金剛神立像以外の9躯の仏像は常時公開されています。

法華堂内部の仏像配置を図で説明します。

 

東大寺法華堂(三月堂)の拝観料と観光所要時間は?歴史と見どころも

東大寺法華堂の仏像配置図を掲載

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東大寺法華堂(三月堂)の仏像配置図

東大寺法華堂(三月堂)の仏像配置図

上の図は法華堂内の仏像配置を表したものです。

図の番号と像名を記した一覧表は次の通りです。

  • 1.不空羂索観音菩薩立像 362.0cm(国宝)
  • 2.梵天立像 402.0cm(国宝)
  • 3.帝釈天立像 403.0cm(国宝)
  • 4.吽形像(金剛力士立像) 306.0cm(国宝)
  • 5.阿形像(金剛力士立像) 326.4cm(国宝)
  • 6.持国天立像(四天王立像) 309.0cm(国宝)
  • 7.増長天立像(四天王立像) 300.0cm(国宝)
  • 8.広目天立像(四天王立像) 304.0cm(国宝)
  • 9.多聞天立像(四天王立像) 310.0cm(国宝)
  • 10.執金剛神立像 170.4cm

仏像配置図の丸の中の漢字一文字は、仏像の名称の頭文字です。

不空羂索観音菩薩立像のみ頭文字の「不」ではなく「羂」なのは便宜上ですが、細かいことは後で触れます。

 

10番の執金剛神立像は以外は3~4m程度の巨大な像ばかりで、堂内では天平時代の彫刻が生み出す荘厳な雰囲気を感じられます。

執金剛神立像は比較的小さいといっても日本の成人男性くらいの大きさはあります。

 

10番の執金剛神立像は法華堂内陣の裏側に安置されていて、お堂の裏側に行かなければ見えません。

 

執金剛神立像は不空羂索観音菩薩立像と背中を向けあう向きに安置されていますが、

先ほども説明したとおり秘仏なので、御開扉の時以外は拝観不可です。

 

それ以前に、お堂の裏側に立ち入ることもできません。

 

現在、法華堂に安置されている仏像は上の図の国宝彫刻10躯ですが、以前はもっと多くの仏像が安置されていました。

 

東大寺の文化財を保管・展示する施設とし東大寺ミュージアムが2011年(平成23年)10月に完成しましたが、

その際に法華堂の一部の仏像が東大寺ミュージアムに移されました。

 

法華堂の以前の仏像配置も図で紹介します。

法華堂ではもともと日光月光菩薩や弁財天なども祀られていた?

東大寺法華堂(三月堂)の旧仏像配置図

東大寺法華堂(三月堂)の旧仏像配置図

上の図は東大寺ミュージアムができる前の法華堂内の仏像配置を表したものです。

図の番号と像名を記した一覧表は次の通りです。

  • 1.不空羂索観音菩薩立像 362.0cm(国宝)
  • 2.梵天立像 402.0cm(国宝)
  • 3.帝釈天立像 403.0cm(国宝)
  • 4.吽形像(金剛力士立像) 306.0cm(国宝)
  • 5.阿形像(金剛力士立像) 326.4cm(国宝)
  • 6.持国天立像(四天王立像) 309.0cm(国宝)
  • 7.増長天立像(四天王立像) 300.0cm(国宝)
  • 8.広目天立像(四天王立像) 304.0cm(国宝)
  • 9.多聞天立像(四天王立像) 310.0cm(国宝)
  • 10.執金剛神立像 170.4cm(国宝)
  • 11.日光菩薩立像 207.2cm(国宝)
  • 12.月光菩薩立像 204.8cm(国宝)
  • 13.吉祥天立像 202.0cm(重要文化財)
  • 14.弁財天立像 219.0cm(重要文化財)
  • 15.地蔵菩薩坐像 84.3cm(重要文化財)
  • 16.不動明王二童子像 86.5cm(重要文化財)

前項目で掲載した仏像配置図と同様にの丸の中の漢字一文字は、仏像の名称の頭文字です。

前項目で持ち越していた不空羂索観音菩薩立像のみ頭文字の「不」ではなく「羂」な理由は、

不動明王二童子像と頭文字が重複しているからです。

 

縮尺が正確でない図とはいえ、前項目で紹介した現在の法華堂の仏像配置図と比較すると混雑している印象を受けませんか?

 

法華堂から東大寺ミュージアムに移された仏像は下記の通りです。

法華堂(三月堂)から東大寺ミュージアムに移された仏像一覧

  • 11.日光菩薩立像(国宝)
  • 12.月光菩薩立像(国宝)
  • 13.吉祥天立像(重要文化財)
  • 14.弁財天立像(重要文化財)
  • 15.地蔵菩薩坐像(重要文化財)
  • 16.不動明王二童子像(重要文化財)

 

ちなみに現在、東大寺ミュージアムに安置されている国宝の弥勒仏坐像(通称:試みの大仏)

元々は法華堂に安置されていた仏像でした。

東大寺木造弥勒仏坐像とは?試みの大仏と呼ばれる国宝仏像彫刻

 

個人的には博物館のような展示施設で仏像を拝観するよりも、お寺のお堂で拝観する方が雰囲気が良くて好きですが、

法華堂内部に安置される仏像の数は多くて窮屈に感じることもあったので、

東大寺ミュージアムに移されて良かったと思います。

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