奈良市の霊山寺にはバラ園があり、毎年春と秋に見ごろをむかえます。
バラの見ごろの時期や開花情報について紹介しています。
バラのシーズンには園内でカフェがオープンしますので、ゆったりするのもおすすめです。
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奈良・霊山寺のバラの見ごろはいつ?春と秋に開花
霊山寺のバラの見ごろは例年、5月上旬~6月中旬と10月中旬~11月上旬です。
霊山寺のバラ園では、およそ200種類2000株のバラが咲き誇ります。
霊山寺の境内に立ち入るには拝観料の支払いが必要です。
拝観料は、バラ園を含めた霊山寺境内の拝観料です。
霊山寺の入山拝観料
( )内の拝観料はバラの見頃時期の5月・6月・10月・11月の拝観料です。
拝観料(個人料金)
- 大人:500円(600円)
- 小中学生:250円(300円)
団体割引が50名以上で適用されます。
拝観料(団体料金)50名以上
- 大人:400円(500円)
- 小中学生:200円(250円)
バラの見頃時期は、それ以外の時期より拝観料が少し高くなります。
バラ園は年中開園しています。
バラ園の開園時間は、午前8時00分~午後5時00分です。
本堂の拝観時間は午前10時00分~午後4時00分です。
本堂の拝観時間はバラ園より短いので、注意してください。
そもそもなんで霊山寺にバラ園があるの?
霊山寺のバラ園は1957年(昭和32年)に開園しました。
当時の住職は第二次世界大戦でシベリアに抑留された経験があり、帰国後一番に願ったことは世界平和でした。
お寺を訪れる人が花を見て、心の安らぎを感じ、平和の大切さを知って頂きたいという思いでバラ園が造園されました。
バラ園は「人生の輪廻」をテーマにしています。
最初のエリアは母子像を中心とした子どもの世界が形成されていて、赤色を中心に明るい色のバラが多く植えられています。
階段を上がると成人のエリアがあり、メビウスの輪をデフォルメしたサムサーラ(輪廻)と名付けられた噴水が造られています。
お寺にある庭園は日本庭園であることが多いですが、
霊山寺のバラ園は噴水や幾何学的な形に刈り込まれた木がある西洋式庭園です。
日本庭園との違いや、庭園のテーマである「人生の輪廻」に目を向けながらバラを観賞すると数倍楽しめるかもしれませんね!
バラ庭園は霊山寺本堂の鬼門(北東)にあります。
鬼門にはトゲのある木を植える習わしがあるのでバラが植えられているのは、鬼門封じの意味もあります。
今現在の霊山寺のバラの開花情報は?
バラの季節が来たら、霊山寺公式サイトの「お知らせ」ページや公式facebookで開花情報が発信されます。
画像が複数枚掲載されているので、開花状況をある程度把握できます。
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バラの見ごろにはカフェテラス・プリエールが開店
バラ園の中にはカフェテラス「プリエール」があります。
プリエールはバラの時期のみ営業します。
- 営業時間:午前10時00分~午後4時00分(春と秋のバラの最盛期のみ営業)
プリエールではローズティー、ローズコーヒー、バラのアイスクリームなどを味わえるほか、様々なローズグッズが取り揃えられています。
バラ庭園を眺めながらティータイムするという優雅なひとときを過ごせます。
霊山寺のアクセスや駐車場は?バラの見ごろは臨時バスが出る
霊山寺の最寄り駅は近鉄奈良線の富雄駅ですが、駅から霊山寺までは約2700メートルあり、徒歩での所要時間は35分程度になります。
富雄駅からは普段から奈良交通バスの路線バスが運行していますが、バラのシーズンは臨時バスが運行されます。
2019年春の霊山寺の臨時バス
- 運行期間:奈良交通バス 公式サイト(臨時バス時刻表)
- 時刻表 :奈良交通バス 公式サイト(臨時バス時刻表)
- 乗車区間:「富雄駅」バス停~「霊山寺」バス停
- 乗車料金:片道220円
- 乗車時間:約7分
霊山寺には無料駐車場がありますが、バラの見頃は混雑します。
霊山寺の周辺には駐車場がなく、霊山寺駐車場が満車の場合は富雄駅周辺に駐車して、駅からバスを利用することになります。
お昼が最も混雑するのでできるだけ混雑を避けるなら、朝早い時間か夕方15時過ぎごろに行くのがおすすめです。
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