平等院の藤棚(拝観受付前)

平等院には樹齢280年とも言われる藤があります。

その花穂が地面の砂にすれそうなほど長くが伸びる様子から「砂ずりの藤」とも呼ばれます。

観音堂近くの藤棚が鳳凰堂とセットで撮影できるのでおすすめ!

藤の開花情報や見ごろなどを紹介しています。

▼関西 春の花の名所情報【菜の花・チューリップ・ネモフィラ・芝桜(シバザクラ)・ツツジ・藤・牡丹(ボタン)・薔薇(バラ)】

▼関西地方以外の【藤】の名所情報

京都宇治・平等院の藤の花の見頃はいつ?つつじもきれい

平等院は、紫色と白色の藤がきれいです。

 

平等院の藤が開花するのは4月中旬~4月下旬頃。

見頃の時期は、例年4月下旬~5月上旬で、GW(ゴールデンウィーク)の時期と重なることが多いです。

 

平等院の藤棚がある場所はどこ?

平等院の境内案内図
平等院の境内案内図

(画像をクリックすると、拡大できます。)

藤棚は平等院の表門、南門、観音堂のそばにあります。

 

上の画像の

  • 右上の方にあるのが表門の藤棚(京阪電鉄宇治駅やJR宇治駅側の拝観受付)
  • 中央の鳳凰堂の右下にあるのが観音堂の藤棚
  • 左端の方にあるのが南門の藤棚(平等院境内にあるミュージアム鳳翔館の近く)

 

 

観音堂近くの藤棚が一番の見どころ。

鳳凰堂と一緒に撮影できる場所にあるので、藤と鳳凰堂が入るアングルでの写真撮影がおすすめです!

 

 

観音堂の藤棚の近くにはつつじの花もあるので、合わせて観賞できます。

 

今現在の平等院の藤の開花情報は?何部咲き?

藤の開花状況は平等院の公式サイトで確認できます。

facebookでも情報が発信されているので、こちらも確認しておくと良いでしょう。

▼藤の花の開花情報【平等院】

平等院 公式サイト(開花情報)

平等院 公式facebook

 

藤の時期の平等院の拝観情報や混み具合は?

平等院鳳凰堂
平等院鳳凰堂

平等院の境内への立ち入りは有料です。

京阪・JRの宇治駅から近い表門か、もうひとつの拝観受付の南門のどちらかで拝観料を納めて境内に入ります。

 

鳳凰堂がある庭園や境内にあるミュージアム「鳳翔館」の拝観を拝観できます。

ですが、鳳凰堂内部を拝観するには追加で拝観料が必要です。

 

 

鳳翔館では平等院の宝物が展示されています。

内部の写真撮影は禁止。

 

 

立ち入りできる範囲について、藤の時期と通常期で違いはないはずです。

平等院の拝観情報

境内庭園・鳳翔館の拝観情報

拝観時間

  • 境内庭園:午前8時30分~午後5時30分(受付終了は午後5時15分)
  • 鳳翔館 :午前9時00分~午後5時00分(受付終了は午後4時45分)

 

拝観料

  • 個人料金:大人600円/中高生400円/小学生300円
  • 団体料金:大人500円/中高生300円/小学生200円 
    ※団体割引の適用は25名以上

※障がい者手帳をお持ちの場合、提示することで本人と介添人1名が半額

 

鳳凰堂内部の拝観情報

2019年5月13日(月)~11月15日(金)まで、堂内修理のため内部の拝観が終日中止となります

受付時間

  • 午前9時00分以降、境内にて先着順に受付開始

※午後4時10分の回までの定員が埋まり次第受付終了

 

拝観時間

  • 午前9時30分~午後4時10分

※20分ごと、各回50名まで拝観可能
(2018年6月4日~9月14日は修理のため各回25名まで)

 

拝観料

  • 1名:300円

庭園と鳳翔館の拝観料はセットになっているので、どちらか片方しか拝観する気がなくても安くはなりません。

鳳凰堂内部拝観をする場合は、現地での予約と追加料金が必要。

2019年5月13日(月)~11月15日(金)まで、堂内修理のため鳳凰堂内部の拝観が終日中止となります

 

前述したとおり、藤の時期と通常期で立ち入りできる範囲に違いはないはずですが、通常期とは混み具合が違うので、藤の見ごろ時期は鳳凰堂の内部拝観の待ち時間がとても長くなります。

 

鳳凰堂の内部拝観は午前9時30分から20分ごとに係の方の誘導に従って行われ、最終回が午後4時10分です。

各回の定員は50名。

 

定員が設けられているのは、鳳凰堂内部に同時に立ち入ることができる人数(物理的なスペース)の問題や文化財保護が理由だと個人的には思います。

 

鳳凰堂内部拝観の予約は平等院の境内で受け付けています。

受付場所は、鳳凰堂の北側(観音堂の藤棚がある側、鳳翔館がある方とは反対側)。

当日分のみ予約可能で事前予約なし。

 

平等院鳳凰堂(北側の内部拝観受付の近く)
平等院鳳凰堂(北側の内部拝観受付の近く)

鳳凰堂改修工事前かつ紅葉の時期の写真ですが、鳳凰堂の北側には橋があり、そこから渡って庭園の池の中央にある鳳凰堂へ行けます。

 

平等院鳳凰堂
平等院鳳凰堂

改修工事後の写真ですが、鳳凰堂の内部の拝観を終えて画像右側の方へ向かう人たちを確認できます。

 

鳳凰堂の内部拝観は、定員に対して大勢の人が予約をするので待ち時間ができることがよくあります。

当日予約しか受け付けていないので、最終回の午後4時10分までの定員が埋まってしまうと、その日の予約受付は終了します。

 

藤の見ごろにあたるゴールデンウィークに限らず、大型連休中は鳳凰堂の内部拝観の待ち時間が長くなる傾向にあり、長い時は数時間待ちになることもあります。

 

平等院の境内はものすごく広いわけではないので、数時間も滞在する人は少ないはずです。

根気よく待つとしても、大変かもしれません。

 

開門直後の早い時間帯に平等院に行かない場合は、鳳凰堂の拝観は断念しなければならない可能性が高いことを留意しておきましょう。

 

 

藤の時期の平等院の拝観所要時間の目安は?

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平等院の通常期の拝観所要時間の目安は、庭園と鳳翔館を合わせて40分です。

鳳凰堂の内部拝観を加えると、さらに20分かかります(待ち時間を含めず)。

 

休日より平日の方が混雑が多少マシとはいえ、藤の見ごろはゴールデンウィークの期間と重なることが多いので、空いている日を狙えないのが難点。

 

時間帯は、やはり開門直後が比較的空いています。

お昼前後はすごく混雑します。

 

藤の時期はゴールデンウィークと重なることもあって、庭園と鳳翔館の人混みが通常期より増すものの、拝観所要時間が大幅に変わることはないでしょう。

ですが、鳳凰堂の内部拝観の待ち時間が数時間に及ぶことがあるので、鳳翔館内部の拝観を希望する場合はその点を留意しておきましょう。

 

昼過ぎには鳳翔館の内部拝観の定員が埋まって、予約受付が終了している可能性もあります。

 

 

平等院の周辺に駐車場は複数あります。

ですが、ゴールデンウィークの京都は渋滞しますので、車での移動はなるべく避けることが望ましいです。

 

平等院の最寄駅りにあたる京阪電鉄の宇治駅かJRの宇治駅まで電車で移動して、そこから徒歩でアクセスすることをおすすめします。

 

▼宇治駅から平等院までのアクセス方法

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